祝ギネス世界記録達成。高校生が作った鉄道車両が乾電池「エボルタ」で爆走だ!

やったね!ギネス世界記録達成おめでとう

パナソニックの乾電池「エボルタ」の“持久力”と“パワー”の実証実験として2008年から毎年行なわれている「エボルタチャレンジ」以前お伝えしたとおり、11月3日に今年のチャレンジとなる「世界最長距離鉄道チャレンジ」が開催され、見事にギネス世界記録を達成したので、その模様をレポートします!

で、「世界最長距離鉄道チャレンジ」でどんなことをするのかというと、単1型乾電池「エボルタ」を動力に、川越工業高等学校 電気科「電車班」に所属する13名の生徒が作成した車両を使って、「乾電池で走る車両が線路上を走行した最長距離」のギネス世界記録を狙うというもの。その舞台となるのは、秋田県由利本荘市の「由利高原鉄道 鳥海山ろく線」の「前郷」駅から「矢島」駅の往復22.615kmです。

ちなみに今回達成したギネス世界記録の詳細はこんな感じ。

■ギネス世界記録
・記録名:Longest distance traveled by a vehicle on a railway track powered by dry cell batteries(乾電池で走る車両が線路上を走行した最長距離)
・総走行距離:22.615km(秋田県 由利高原鉄道株式会社 鳥海山ろく線)
・挑戦日:2015年11月3日(火)

■使用した車両
・動力源:単1形乾電池「エボルタ」600本
・外寸:約 幅1500×高さ2900×長さ4100mm
・車体重量:約1.1t
・平均時速:約8.8km
・最高時速:約14.4km

■ギネス世界記録達成への主なルール
1.市販の乾電池のみで車両を動かすこと。
2.車両だけで700kg以上を要すること。
3.挑戦中、車両を修理してはならない。
4.「上り坂」方面でスタートすること。
5.距離20km以上のレールを走りきること。

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▲車両の下に600本もの単1形乾電池を搭載しています。

……なかなか難しそうな挑戦ですね。600本もの単1型乾電池ってどのくらいの重さなんでしょうか、と思ったので調べてみると、1本約137gだそうです。なので、82200g=82.2kgでした。電車班の生徒さんによると、単1型乾電池「エボルタ」20本を直列で繋ぎ、それら30ユニットを並列で接続して30Vの電圧で動かしているとのこと。

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さてさて、実際のチャレンジはというと、車両は12時32分に前郷駅をスタート。「電車班」の生徒4名が交代で運転し、13時57分には折り返し地点の矢島駅に到着しました。近くで見ていましたが動きはかなりスムーズ。上り坂では速度が落ちるものの、順調に走行を続け、14時59分頃にギネス世界記録の最低距離となる20km地点を通過! 地域の住民など大勢の方からの声援を受けながら、15時19分にゴールとなる前郷駅に到着し、22.615kmを無事に走り抜きました。


▲ちなみに列車の速度はこんな感じ。平地なら人が歩くより速いですが、上り坂では時速2〜3kmくらいだそうです。

到着セレモニーでは、ギネス世界記録公式認定員のグリナズ・ウカソヴァ氏から生徒一人ひとりに公式参加認定証が授与され、「電車班」班長の槻木澤拓海さんは「大変なこともたくさんあったけれど、このメンバーで記録を達成できてとても嬉しい」とコメント。同校の先生、君島栄氏も「前郷まで無事に帰ってきてくれるのか。。。最後の坂道を登りきり、車両の姿が見えるまでは不安でいっぱいでした。正直大変でしたが、本当にこのチャレンジをやって良かったなあという気持ちでいっぱいです。生徒たちもよく頑張りました」と語っていました。


▲ゴールの瞬間。

毎年数々の記録を打ち立てている乾電池「エボルタ」ですが、来年はどんなチャレンジを見せてくれるのでしょうか。

 

文・撮影/こばやしなおき(編集部)

関連サイト
エボルタチャレンジ紹介ページ
世界最長距離鉄道走行チャレンジ紹介ページ