“頭にかぶる”コンピューター『AuraVisor』ってなんだ?

わずらわしいケーブルなしで、ゲームや映像世界にダイブしちゃえ。

最近耳にすることが多い、“バーチャルリアリティー(VR)”という言葉。視覚や触覚など人の五感に訴えかけて別世界を感じるというテクノロジー。鼻を覆うマスクで映画の中のにおいを感じたり、グローブ型のデバイスで遠く離れた人と握手したり、視界全てを覆いゲームやライブ鑑賞をリアルに感じたり、そこではない世界にダイブするハイテクな分野なのです。

視覚を使うVRの場合、「ヘッドマウントディスプレイ」と呼ばれるゴーグルを覗いて体験するのが現在の主流。しかしヘッドマウントディスプレイは処理性能の高いPCとケーブルで接続されていることが多く、ぐるぐる見回すとケーブルが絡まったり、長さが足りなかったり、摩擦が違和感を生んだりと、ケーブル接続そのものがネックになっていました。

そこで、奥さん『AuraVisor』ですよ!

これは、PCもヘッドマウントディスプレイと一緒に身体に装着してしまうというアイデア。そうすれば、ケーブルが絡まることもなく、異世界への没入感が高まるというわけです。クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で10万ポンド(約1800万円)集めることを目標にスタートし、20日以上残して目標をクリア。現在も出資が増えている注目のプロジェクトです。

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▲左右の目の距離に応じてレンズの距離を変えられたり、視力の悪い人でも眼鏡なしで見れるようにピント調節ができたりと使い勝手も良さそう。普通の2D映像を3D化する機能もあるといいます。

ケーブルレスのVRデバイスであれば、サムスンの『Gear VR』やグーグルの『Cardboard』、『ハコスコ』などiPhoneやスマホを利用するタイプのものもあります。しかし、スマホはVR専用機ではないのでゲーム、映像視聴以外に電話やメールなどのアプリを利用することを前提に作られていますよね。『AuraVisor』はVRでの利用を念頭に、グラフィックスに注力して作られており、熱暴走対策もされた専用機ならではの利点があるんです。OSはスマホでお馴染みのAndroidをベースにしたものを搭載しているので、操作に迷うこともなさそう。

現在「Kickstarter」では、135ポンドのスーパーアーリーバード枠は完売、175ポンド(約3万3000円)で『AuraVisor』とゲームパッドが手に入るアーリーバード枠が空いています。これを機にVRデビューしてみましょう!

 

文/多田祥人

関連サイト
AuraVisor製品情報
Kickstarterページ