サンタクロースが来る前に!? エアダクトをよじ登る煙突掃除ロボット

這い寄るシリンダーのお化け……こう見えても最新鋭ロボットなんです。

誰ですか、「家具屋に売っているメタルラックの組み立てを失敗しちゃったの?」なんて言っている人は。冒頭の画像にあるのは、カリフォルニア大学サンディ​​エゴ校の大学院生たちが作り上げたロボットDuCTTです。

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▲冒頭の写真がバージョン2.0。こちらは『DuCTT v1.1』となります。

こう見えてもNASAの研究に基づいて作られていて、狭いエアダクトをよじ登りながら自動で掃除することができるロボットを目指して開発が進められているのだそう。地味ながら、実際に動く様子を見ると「なるほど、よく思いつくなあ」と唸らされます。

パイプ状の部品で構成された上半分と下半分が、交互に伸縮して壁に突っ張りながらダクト内を上下移動していくというわけですね。単純なように見えて、こういう仕組みってなかなか発想できないんじゃないでしょうか。

サンタクロースの入り口になるような、人間が入れるほど大きなサイズの煙突ならともかく、ご家庭の換気扇などでもエアダクト周りをキレイに保つのは本当に至難の技。このDuCTTの子孫たちが実用化されて、ルンバやダイソン360eyeのように家庭に普及するようになるといいですね。

そういえば、スターウォーズに登場する『デス・スター』の弱点がエア・ダクトだったりと、SFや映画・ゲームに登場する難攻不落の要塞はダクトからの攻撃に弱いという印象がありますね。要塞やお城にお住まいの皆さんにも、日頃からのエア・ダクト掃除をオススメしたいところです。

 

文/ワタナベダイスケ

関連サイト
開発者Jeffrey M. Friesen氏のプロジェクトギャラリー