風呂でも台所でもテラスでも、どこでも“ながら視聴”の小型「REGZA」

“いい音”から導き出されたデザインなんですよ、これ。

今やリビングに大きなテレビを置いて一家団欒の象徴とする時代ではありません。一家に1台以上はテレビがあって当たり前。スマホやカーナビにもテレビが付いていて、家中でテレビが見られる状況です。かつてのようなチャンネル争いもなくなってきています。

そんな中、実は部屋から部屋へ持って歩けるポータブルテレビの需要が増えています。どの部屋に行っても、場合によってはベランダや庭、台所でも、すき間時間を使って好きな番組を見られる、そんな手軽さが人気の秘密なようです。スマホでいいじゃん、という人もいると思いますが、画面の大きさから見やすさが段違いですし、スマホはスマホでメールやSNS、ウェブを見たいという需要も多いわけです。

そんな成長市場であるポータブルテレビ市場に東芝が同社の「REGZA」ブランドを冠した『レグザポータブルテレビ 10WP1』を投入してきましたよ。REGZAといえば4Kやタイムシフト、ゲームポジションなど、業界をリードする機能を積極的に採用してきたブランドだけに、期待が高まるところです。

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▲チューナーはワンセグ/フルセグの両方を搭載しており、内蔵アンテナのほか、地上デジタル放送用のアンテナケーブルも接続可能。接続しなくてもアンテナを伸ばすだけですぐ使える簡単さがメリットです。

『レグザポータブルテレビ 10WP1』は、10.1型とコンパクトなサイズですが、広い視野角を誇るIPS液晶と、大型スピーカーの採用による見やすさ・聞きやすさが特徴。たとえばアウトドアやテラスで使うとき、小さめの画面を大人数で覗き込んでも見えづらいことがなく、にぎやかな場所でもしっかり音が聞こえるというのはうれしいところです。

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▲アウトドアでの利用も考慮した大型スピーカーを搭載。ちなみにこのスピーカー、Bluetoothスピーカーとして、スマートフォンからの音声を再生するのにも使えます。

ポータブルテレビといえばお風呂で使う人が多いイメージですが、防水はIPX5相当に対応。料理で濡れた手で触ったり、入浴中、あるいは雨がぱらついてきたアウトドアでも使えます。付属のリモコンもしっかり防水対応なので安心です。

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▲IPX5はあらゆる方向からの水流に耐える防水等級です。たとえばシャワーの水が当たった程度であれば大丈夫ですが、シャワーを近くから強くあてたり、お風呂に沈めて使うのはNGですよ。

REGZAブランド同士での機能としては、SeeQVault対応のUSB HDDやSDカードに「引っ越し・バックアップ用」として記録された番組の再生が可能なほか、ほかの部屋のチューナーが受信したBS/CS放送を無線LAN経由で共有しての視聴も可能です。屋外はもとより、自宅の中での移動テレビとしての実力は相当高そうです。

なおサイズは幅262x高さ186x奥行き78mm、重さは1.2kg。内蔵バッテリーによる視聴時間は約3時間。11月下旬発売予定で、実売価格は3万5000円程度になる模様です。

以前は画質やバッテリー駆動時間、安定性などに不安があったポータブルテレビですが、最近は技術の進歩でそういった不安も解消されている模様。ホタル族で、リビングでゆっくりテレビを見ながらタバコも吸えない、と嘆くお父様方や、外出中に子供たちにテレビを見せて静かにさせたいというお母様方などにもニーズがありそうです。クリスマスのプレゼントとしても喜ばれるんじゃないでしょうか。

 

文/倉田吉昭