年中部屋に出しておきたい。デザインで選ぶ最新空調家電【空気清浄機編】

大風量とメンテナンス性で新興メーカーがけん引

空気清浄機はPM2.5の問題もあり、ここ数年で一気に注目度が高まっている。加湿機能を加えた「加湿空気清浄機」を前面に押し出す国内メーカーに対し、国内外の新興メーカーが幅をきかせているのが、この単機能空気清浄機だ。

その特徴は「大風量」と「メンテナンスのしやすさ」にある。大風量で室内の空気を吸い込み、半年もしくは1年使ったらフィルターを交換するだけという手軽さと、プレフィルターを掃除する手間などが不要な点に魅力を感じるユーザーは多い。

昨年までは、シンプルで飾り気のないデザインながら質感の高いブルーエアと、男性的でソリッドな質感のカドーという印象だったが、その様相も今年は少し変わりつつある。ブルーエアは初代「ブルーエアセンス」で、コンパクトなデザインとパステルカラーの色合いが新風を巻き起こした。2代目の「ブルーエアセンスプラス」は「IoT」、つまり家電のインターネット化を実現した。

カドーは大型の大風量モデルと卓上タイプなどのコンパクトなモデルしかなかったが、マンションなど一般的な家庭のリビングに置きやすい22畳タイプが登場し、一通りのラインナップが揃ったことになる。

「必要だけど置きたくない」代表格だった空気清浄機が、部屋を彩るアイテムとしても活躍しそうだ。

シンプルなフォルムに高い質感色が選べるのも魅力!
ブルーエア
ブルーエア センスプラス
予想実勢価格:5万4500円 12月9日発売

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スリムながらパワフルに吸引するブルーエアセンスが、スマート化して登場した。スマホアプリから風速やLEDの明るさの変更、ナイトモードやチャイルドロックの設定などが行える。6色のカラバリから選べるのも大きな魅力だ。

SPEC
適用床面積:11畳(18平方m) 定格消費電力:最大36W 運転音:最小32dB サイズ:W470XD170XH492mm 本体重量:11kg 運転モード:1、2、3 CADR(クリーンエア供給率):タバコ煙:120 / ホコリ:140 / 花粉:150

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▲本体にボタン類は全くなく、手をかざして非接触で操作ができるようになっている。

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▲スマホアプリから本体電源のオンオフや風速の切り替え、ナイトモードやチャイルドロックの設定などを行える。

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▲本体左右にフィルターを装着。メンテナンスは半年に1回新しいフィルターに交換するだけという手軽さも魅力だ。

【なぜブルーエアセンスはスマホ連携に?CEOのベント・リトリ氏にIFAで直撃した】
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ブルーエア CEO ベント・リトリ氏

「数年前よりスマートフォンやクラウドネットワークと接続する構想はあり、それが初めて実現できたのが『ブルーエアセンスプラス』です。専用アプリによって、実は世界中の多くの都市で、空気の汚れをセンシングしているリアルタイムデータを閲覧することも可能です。今後、そういった空気のデータをもっと増やすと同時に、細かく分析することができれば、空気の汚れの予測などと連動させることで『ブルーエアセンスプラス』を、より効率良く動かせるようになると思いますよ」

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▲2つを組み合わせることで、時間の経過に合わせ分析した汚染結果により警告してくれる。

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▲その家独自の空気の汚染パターンなどを分析する『ブルーエア・アウェア』。

 

360度全方位から吸い込む円筒形デザイン
cado
空気清浄機 AP-C200
予想実勢価格:5万2920円 11月10日発売

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レイアウトフリーを追求し、全周360度から空気を吸い込むスタイルを採用。部屋の隅でも中央でも設置場所を選ばないのが魅力だ。光触媒技術によってフィルター内の細菌などを分解するセルフクリーニング機能を搭載している。

SPEC
適用床面積:22畳(36平方m) 定格消費電力:最大33W 運転音:最小29dB サイズ:W242XD242XH652mm 本体重量:6.3kg 運転モード:弱、中、強、急速(2時間) CADR(クリーンエア供給率):タバコ煙:100 / ホコリ:100 / 花粉:100

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▲光触媒で覆われた活性炭フィルターにLEDの光を当てることで、フィルターに付着した細菌やカビなどの有害物質を分解する。

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▲斜め上から見て美しく見えるように、スリットの幅はそれぞれ異なるサイズになっている。

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▲フィルターは光触媒活性炭と銀イオン抗菌HEPAタイプフィルターの二重構造になっている。

【デザイナーの鈴木健氏が語るAP-C200がなぜ美しいのか?】
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cado 代表取締役副社長 鈴木健氏

約70cmという絶妙な高さがポイント
「卓上タイプと同幅の円柱を、高さを約70cmにしたことで非常にスリムなタワー型に。床面からだと立っている時に目線にも入らず、ソファなど他のインテリアとの高さの相性もバッチリで、そういった組み合わせからも美しさが際立ちます。また、日本の住環境で天井方向への対流を起こすうえでも、この約70cmは最も適した高さなのです」

 

文/安蔵靖志 撮影/下城英悟(GREEN HOUSE)

※『デジモノステーション』2015年12月号より抜粋

関連サイト
ブルーエア センスプラス製品情報ページ
空気清浄機 AP-C200製品情報ページ