エコな“水素”チャリ『Linde H2 bike』が待ち遠しいぞ

6分チャージ、100km走行キープの水素充電自転車が素晴らしすぎる!

国際的な化学工業メーカーのLinde Group(リンデグループ)が水素を燃料にして走る自転車『Linde H2 bike』を開発中。タンクに充填した水素を元に燃料電池ユニットで発電、自転車のペダリングをアシストしてくれるのです。

驚きなのがそのスペック。1回の水素チャージで100km以上の距離をアシスト。そのうえ水素チャージにかかる時間もわずか6分ほどだというから、すごいポテンシャルを秘めています。売れ筋の電動アシスト自転車だと、1回の充電で20kmほどのアシスト、充電には2時間程度なので、スペック至上主義者でなくても心引かれる圧倒的な性能差でしょう。

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▲白と青を使ったシンプルなデザインでオシャレ。フレームには「I run on hydorogen」(水素で走る)と書かれています。

チャージした水素と空気中の酸素を使い発電し、ペダリングをアシストしてくれる仕組みですが、エコにもかなり配慮しています。充填する水素は水を風力エネルギーで分解したり、バイオガスから生成したものを利用。環境に与える二酸化炭素の影響も著しく低くなっているのだそう。

少し気になるのが、燃えやすい水素を使っているという点。『Linde H2 bike』の半径1.5mに裸火がないこと、水素充填中や自転車に乗っている際は、タバコを吸わないとか、取り扱いに注意点が多く実用化へのハードルはまだまだ高そうですね。

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▲円筒形の水素タンクを下に、上には発電する燃料電池ユニットを装備。水素タンクには満タンで34gの水素が入ります。

毎日使う自転車で簡単にエコに貢献できる『Linde H2 bike』。現在はまだプロトタイプの段階ですが、実現すれば地球に優しい生活が送れそうでステキですよね。

 

文/多田祥人

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