年中部屋に出しておきたい。デザインで選ぶ最新空調家電【加湿空気清浄機編】

日本メーカーの繊細な機能に高いデザイン性が遂に融合

単機能の空気清浄機では国内外の新興メーカーが勢力を伸ばしている一方で、加湿空気清浄機は国内大手メーカーの独壇場となっている。1〜2年ほど前まではずんぐりむっくりしたフォルムで「部屋に置きたくない家電」の代表格だったが、新興メーカーの勢いに刺激されてか、一気にデザイン性が向上し始めた。

国内大手メーカーの加湿空気清浄機の魅力は加湿機能が搭載されているだけでなく、国内メーカーならではの繊細で気の利いた機能が満載されている点にある。パナソニックの「ナノイー除菌」、有害物質を分解するダイキンの「ストリーマ」などはその代表格だ。PM2.5やニオイを検知して自動的に風速を調節する機能もあり、自動運転しておくだけでいい安心感が強みとなっている。

大手メーカーの空気清浄機は「10年間フィルター交換不要」が1つのキーワードになっているが、一方でプレフィルターを掃除機で吸うなどの手入れをする必要がある。全く手入れせずに、時期(半年から1年)が来たらフィルターを交換する新興メーカーの空気清浄機に比べて維持コストは低いものの、手間がかかるのがデメリットだ。そんな中、日立の「自動おそうじクリエア」は、エアコンで培った自動おそうじ機能を搭載することで、その手間すら省いてしまったところが画期的と言える。

以前はデザインなら新興メーカーの単機能空気清浄機、多機能なら国内大手メーカーの加湿空気清浄機という選択肢しかなかったが、どちらもデザインで選べるようになったのは喜ばしい点だ。機能だけでなく、ぜひデザインもしっかり吟味して選んでほしい。

質感の高いフロントパネルが動いてホコリをキャッチ!
パナソニック
加湿空気清浄機 F-VXL90
実勢価格:8万9770円

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ホコリや花粉が舞いやすい床上30cmを中心に強力に吸引する「メガキャッチフォルム」が大きな特徴の加湿空気清浄機。高感度ハウスダストセンサーやひとセンサー、においセンサー、PM2.5解析プログラムなどを駆使して賢く自動運転する。

SPEC
加湿空清適用床面積:35畳(58平方m) 加湿タンク容量:4L 運転音:最小:18dB サイズ:W398XD268XH640mm 本体重量:11.8kg 運転モード:静音、中、ターボ 集じん方式:機械式(静電HEPA) 脱臭フィルター:スーパーナノテク脱臭

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▲HEPA集じんフィルターとスーパーナノテク脱臭フィルターを装備。どちらも10年間交換不要だ。

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▲天面パネルに操作ボタンを集約。インジケーターで花粉やPM2.5などの状態がわかるようになっている。

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▲本体側面に給水タンクを装備。最大加湿量は1時間あたり870mlで、単体の加湿機並みの性能を実現している。

 

タワー型フォルムで省スペース設置が可能!
ダイキン
加湿ストリーマ 空気清浄機 MCK55S
実勢価格:5万8000円

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室内に放出する「アクティブプラズマイオン」と、本体内で有害物質を分解する「ストリーマ」のダブル方式を採用。省スペースでデザイン性が高いだけでなく、フィルターの手入れや給水のしやすさなど使い勝手も追求している。

SPEC
加湿空清適用床面積:25畳(41平方m) 加湿タンク容量:2.7L 運転音:最小19dB サイズ:W270XD270XH700mm 本体重量:9.5kg 運転モード:しずか、弱、標準、ターボ 集じん方式:ダブル方式(アクティブプラズマイオン+ストリーマ)

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▲加湿フィルターも上部に配置され、メンテナンス性が大幅に高まる。

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▲給水タンクが本体上部に配置されているので、出し入れがしやすい。

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▲本体の高さは約70cmで、一般的なデスクやテーブル、チェストなどとほぼ同じ。カラーも4色から選べるので、家具のそばでも違和感なく設置できる。

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▲3方向から吸い込む構造を採用したことで、省スペース化しながらも吸い込み領域はアップした。

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▲従来モデルのMCK55Rに比べて設置面積を30%スリム化。丸みを帯びたフォルムから直方体フォルムになったこともあり、かなりほっそりした印象だ。

 

ホコリが溜まる前にプレフィルターをきれいに
日立
自動おそうじ クリエア EP-LVG110
実勢価格:9万1580円

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エアコンで培った自動おそうじ機能を搭載し、大きなホコリをキャッチするプレフィルターの手入れがラクになったのが大きな特徴。ダストボックスにたまるホコリを約1年に1回捨てるだけでいい手軽さが魅力。風量も従来比で約20%アップした。
SPEC
加湿空清適用床面積:48畳(79平方m) 空気清浄スピード:6分(8畳) 消費電力:95W(ターボ送風時) サイズ:W360XD291XH673mm 本体重量:13.7kg PM2.5対応:○(0.1〜2.5マイクロmの粒子を99%キャッチ。換気等による屋外からの新たな粒子の侵入は考慮しておりません)

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▲プレフィルターを自動的に掃除する自動おそうじユニットは、水洗いが可能になっている。

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▲前面パネルはガラストップになっており、触れるとボタンが表示される、静電式タッチ操作を採用している。

 

文/安蔵靖志 撮影/下城英悟(GREEN HOUSE)

※『デジモノステーション』2015年12月号より抜粋

関連サイト
加湿空気清浄機 F-VXL90製品情報ページ
加湿ストリーマ 空気清浄機 MCK55S製品情報ページ
自動おそうじ クリエア EP-LVG110製品情報ページ