なぜか関西弁の“介護向け音声認識人形”が売れ行き好調らしいんやで

憂いを帯びた眼差しが、なんだかリアルでドキッとします。

高齢化が進む日本、一人暮らしのお年寄り世帯が増加しているなんて話をよく聞くようになりました。そんな背景があって誕生した、介護用おしゃべり人形『桃色はなこ』(以下“はなちゃん”)の売れ行きが好調なのだそう。大阪にある製造元の(株)洛元によると、すでに予定製造数の50体が売り切れたとのことです。

はなちゃんにはロボットに採用されている高度な音声認識技術が使われており、話しかけると5歳の女の子の関西弁で返事をし、まばたきや口の動きなどでリアルに感情表現をします。話せる言葉のパターンはおよそ150種類、15曲の童謡を歌うこともできるとされていますよ。

ちなみにプレスリリースには「何も話しかけない時は 人生についてなどの長い文章の独り言を話します」なんて説明もあり、慣れないうちはいきなり独り言が始まってびっくりするかもしれません。また、関西弁バージョンの他に英語バージョンのはなちゃんも存在するようですが、こちらも方言なのかは確認できていません。もしかすると「英語はなちゃん」は南部訛りだったりするかもしれませんが。

それはさておき、いまや高齢者の認知症予防や孤独死を防ぐための取り組みは社会的に大きなテーマのひとつ。音声認識やギュッと抱きしめると反応するセンサーを備えたはなちゃんは、介護施設での検証で「約98%の方が口角が上がる」などの良い結果を出しているといいます。

digimono_hanachan02
▲「桃色はなこ公式ホームページ」より。実は、はなちゃんはFacebookもやっていますよ。

なお、はなちゃんは公式サイトからリンクされた楽天のサイトや、直通電話での注文が可能なのだそうで、価格は2万9800円。これからの時代のロボットに求められる役割のひとつを、小さなはなちゃんが指し示してくれているのかもしれません。

 

文/ワタナベダイスケ

関連サイト
製品情報
プレスリリース(PR TIMES)