エアバス、サンダーバード2号っぽい「分離式客室」を特許申請

「5、4、3、2、1……テイクオフ!」

素晴らしいスピードで世界を飛び回れる空の旅。ですが、空港で飛行機の乗降にかかる時間がちょっとネックだったりしますよね。航空会社にとっても、この時間にかかるコストは、なるべく削減したいものなのだそう。そこで、航空機メーカーのエアバスが申請していたとされるモジュラー式航空機』の特許に注目です。

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▲まさかの合体飛行機。未来の空港はこんなカタチになる?

これは客席を独立したモジュールにして、飛行機の本体から切り離せるようにするコンセプトで、対応した空港ターミナルビルの建物内で乗客・乗員のモジュールへの搭乗までを済ませてしまい、あとはモジュールごと飛行機本体にドッキングさせて離陸するというもの。

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▲空港でのドッキング手順を示した模式図。メカ好き男子の血が騒ぎます。

ドッキングの上下関係こそ異なるものの、サンダーバード2号のコンテナポッドに似た方式ですね。ちなみにこの方式を採用することで、飛行機の燃料補給やフライトチェックといった作業と、搭乗手続きを並行して行うことができるようになり、大幅な効率化が可能になるみたいです。サンダーバードの場合は、ただ演出的にカッコイイだけかと思っていましたけれど、現実にも役立つと考えられているってわけ。

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▲なにやら詳細な特許図面。エアバスさんってば、本気なのかもしれません。

それに客席キャビンの模様替えや、旅客機を貨物用などに臨機応変に転用できたりと、メリットは大きそう。問題は空港側にも対応設備の建設が必要だったりということで、実現するとしてもかなり先の未来になりそうではあります。

 
 
文/ワタナベダイスケ

関連サイト

米国特許商標庁(USPTO)のドキュメント