どう見てもバットモービル! マクラーレンのハイテクコンセプト『MP4-X』

サーキットというゴッサム・シティで、闇を切り裂くマクラーレン!

F1ファンにとってのシーズンオフは、次期チーム体制やニューマシン情報にアレコレ想像を巡らせる、それはそれで楽しい時期だったりもしますよね。そんななか名門チームの一角を占めるマクラーレンが、未来のレーシングカー・コンセプト『MP4-X』を発表しました。

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▲現代のフォーミュラカーよりも一段と尖りまくったスタイリング。

あくまでもコンセプトモデルなので、当然ながらこのカタチのマクラーレンが近い将来にサーキットに登場するわけではありません。しかし一方で、現実のレースに出るマシンではないことでエンジニアやデザイナー達の自由な想像力が開花したデザインに仕上がっていますね。

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▲F1のレギュレーション改定案のなかでも賛否両論あり結論が出ないキャノピーもスマートに処理。

エッジの効いたルックスのみならず、まだ見ぬ架空の未来テクノロジーの提案にもなっている『MP4-X』。ここ数年取り沙汰されるようになったドライバー保護キャノピーについても、各種情報がディスプレイされる「スマートコクピット風に処理されています。現実のレギュレーション問題と未来技術をうまくミックスしたコンセプトはさすがの一言。

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▲未来のF1マシンはソーラーカーになる!?

また、このコンセプトはガソリン以外の代替エネルギーの利用を前提にデザインされていて、カウル全面には超軽量のソーラーパネルが埋め込まれているという設定です。2015年はホンダエンジンのパワー不足に悩まされ、アロンソが「こんなのGP2(※F1より格下のレース)のエンジンだ!」と嘆く場面も見られたマクラーレン、この未来のパワーユニットは彼らのパワー願望のあらわれかもしれません。

さて、2016年F1シーズン開幕はまだ先ではありますが、こんなにクールなコンセプト映像も公開されていることですし、各チームの水面下の動きからも目が離せなくなってきそうです。

 

文/ワタナベダイスケ

関連サイト

マクラーレンのコンセプトページ