プリンタ選びの秘訣はメーカーの得意分野を把握することにあり

プリンタの画質や機能は後から改善・追加できないだけに、最初の選択が最も重要となる。写真やビジネス文書など、用途に合わせて製品を買うべし!

メーカーごとに異なる得意分野を把握しておく

最近のプリンタはどれも高性能で、一般的な印刷用途であればほとんど不満を感じることはまずない。とは言え、メーカーごとに力を入れているポイントが違うため、比べてみると意外と差があるのも事実だ。

写真画質にこだわっているのがエプソン。『EP-10VA』では新6色インクを採用し、カラー・モノクロどちらも画質が向上した。ビジネス用途を重視してるのが、ブラザー。『DCP-J963N』は顔料黒インクによるクッキリ画質と、ADFによる連続スキャンが魅力だ。写真と文字印刷を両立しているのがキヤノンの『MG7730』。どちらも使う年賀状などで活躍してくれる。

Colorio EP-10A

エプソン
実勢価格:4万9460円
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趣味の写真を美しくイメージ通りに印刷!

写真画質にこだわり、自動色補正機能を強化。さらに新6色インクを採用し、従来より色域が広がっただけでなく、モノクロの表現力までアップしている。印刷サイズは最大A3。お気に入りの写真を使った大きなポスターの作成も可能だ。

■スペック
インク:6色独立インク
プリント解像度:5760×1440dpi
モニタ:4.3型タッチ液晶
最大対応用紙サイズ:A3
サイズ:W479×H453×D743mm(使用時)
重量:9.5kg
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▲背面トレイを使えばA3印刷が可能。普通紙なら10枚、専用紙でも5枚セットできるので、連続印刷も安心だ。

PRIVIO DCP-J963N

ブラザー
実勢価格:1万5980円
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クッキリ印刷と連続スキャンで書類はすべておまかせ

インク色数は4色と少ないが、顔料黒インクを採用し、にじみの少ないクッキリとした文字印刷が得意。連続スキャンが可能なADFを標準装備するほか、スキャンデータのPDF変換など、ビジネスに便利な機能を搭載。

■スペック
インク:4色独立インク
プリント解像度:6000×1200dpi
モニタ:2.7型タッチ液晶
最大対応用紙サイズ:A4
サイズ:W400×H172×D341mm(収納時)
重量:8.6kg
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▲CD/DVD/BDといった光学メディアへのレーベルプリントにも対応。レーベルをスキャンしてコピーもできる。

PIXUS MG7730

キヤノン
実勢価格:2万4620円
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2種類のインクを使い分けて写真も文字も美しく!

写真用に基本4色+グレー、さらに文字用の顔料黒インクを装備し、写真も文字も美しく印刷できるのが特長。大容量インクを使えば、印刷コストを大幅に削減できるのもうれしい。年賀状など、写真と文字の両方をきれいに印刷したい用途で実力を発揮してくれる。

■スペック
インク:6色独立インク
プリント解像度:9600×2400dpi
モニタ:3.5型タッチ液晶
最大対応用紙サイズ:A4
サイズ:W435×H148×D370mm(収納時)
重量:7.9kg
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▲わかりやすいタッチパネル液晶と、光って教えてくれるボタンで、迷わず操作できる。

 

文/宮里圭介 撮影/松浦文生

※『デジモノステーション』2016年1月号より抜粋

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