イーロン・マスク氏の音速列車「ハイパーループ」2016年に屋外テスト開始

走行スピードも速すぎだけど、開発スピードも早すぎです!

電気自動車のテスラ社、ロケット開発のスペースX社などで知られる実業家のイーロン・マスク氏の構想による、時速1200kmの超高速交通システム計画『ハイパーループ (Hyperloop)』

かつての未来予想図に描かれていたような、チューブ内を列車が浮上走行するタイプの交通機関として注目されていますが、なんと早くも来月には屋外でのテスト走行をスタートできる段階にまで漕ぎ着けたようです。えっ、ちょっとー……未来がくるの早すぎじゃない!?

ハイパーループのロブ・ロイドCEOがブログで明らかにしたところによると、今回の野外推進テストが実施されるのはネバダ州ノースラスベガスのアペックス工業団地。上の動画にあるCGを見る限り、最初はチューブ内ではなくレール上でのテストになるみたいですね。ちなみにこのシステムでは、静止状態から時速540kmに加速するのにかかる所要時間はたったの2秒! 想像もつかない加速度です。

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▲今回の「PROPULSION OPEN AIR TEST」で使われるテスト機。

なお、ハイパーループはロサンゼルスとサンフランシスコを結ぶ、全長610kmの距離を30分で移動できるようにするのが目的のプロジェクト。計算するとわかる通り、実現すればほぼ音速の地上交通機関が誕生することになります。

なんとも突拍子もない夢物語にも思えますが、公式動画やアナウンスされる情報の数々に目を通していると、なんだか不思議な説得力を感じちゃったりもするんですよね。

 

文/ワタナベダイスケ

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