鍵は省スペース&独自性。高音質環境が整う“極み”の据え置きオーディオ

ライフスタイルの変革を促す据え置きオーディオ

ハイレゾ市場の拡大が加速した2015年。秋冬の新製品では、「省スペース」と「独自性」を追求した、ワンアイテムの据え置きオーディオが続々とデビューした。

省スペースにおいては、ソニー『CAS-1』が記憶に新しい。PCの前で長時間を過ご現代のライフスタイルを考慮して、PCのUSB直結、ワイヤレスでのハイレゾ再生に対応しながらコンパクト設計を実現した。音質面も妥協なし。高級ラインのスピーカー思想やアンプ設計を用いて、ニアフィールドでのライブ再生と言えるほどの音場を得られる。

より本格志向のスピーカーでは、ヤマハがプロ用モニターをアレンジした『NXーN500』に注目したい。専用アンプとネットワーク機能を備えて「スピーカーだけハイレゾのシステム」という独自性を見せる。

リビングには音楽CDも聴ける、Technicsのハイレゾ一体型システムも登場。いま改めてCD再生の重要性を打ち出すことと、リビングを美しく彩るデザインが独自性となっている。どのモデルも高音質を核としながら、新たなライフスタイルを提案する注目製品だ。

 

目前のデスクトップスペースでライブ音響が生まれる

ソニー
CAS-1
実勢価格:8万6720円

20151211_sueoki_001

ソニーの高級オーディオ「ES」シリーズのエンジニアが手がけた、ハイレゾ対応の極小デストップオーディオ。専用設計のスピーカーは勿論、ヘッドホンでも同社ポタアン『PHA-2』と同回路のアンプにより高音質を味わえる。

SPEC
据置型ヘッドホンアンプ 2ウェイスピーカー PCM 最大192kHz/24bit DSD 最大2.8MHz/1bit サイズ:W55×H178×D210mm/W95×H178×D172mm(本体/スピーカー) Bluetooth:対応(LDAC対応)

【ココが買いの理由】

デスクトップ上で高音質を極める
PCと共にプライベートを過ごすデジタル世代にとって、デスクトップこそ最も身近な音楽環境。極小スピーカーのニアフィールドでライブステージが浮かぶ音場表現は、まさに圧巻。

20151211_sueoki_002
▲リスニングポイントは75cm、仰角8度上向きでPC派にもジャストだ。

 

この一台でハイレゾ&無線が全て楽しめてしまう

ヤマハ
NX-N500
実勢価格:9万2880円

20151211_sueoki_003

モニターライクなスピーカーの筐体内に最大384kHz/32bit対応のUSB DAC機能、バイアンプ構成のアナログ方式パワーアンプを一体化。Wi-Fiによるハイレゾ音源再生にも対応と、トレンド機能の揃った新スタイルモデルだ。

SPEC
ネットワークパワードスピーカー PCM 最大384kHz/32bit DSD 最大5.6MHz/1bit サイズ:W170×H285×D238.6mm(右はD232mm) Wi-Fi:対応 Bluetooth:対応

【ココが買いの理由】

スタジオクオリティを自宅で再現
音質チューニングも同社のプロフェショナル用スタジオモニターに通じる設計。最大384kHz/32bitハイレゾにも対応するナチュラルサウンドは、音源の聴き所を伸びやかな高域再生で伝える。

20151211_sueoki_004
40kHz対応で直径30mmソフトドームツィーター搭載。低音再生を担うスピーカー部にはピュアオーディオ技術を贅沢に使う。

 

カジュアルに手に入るTechnicsの「技術」が凝縮したシステム

パナソニック
Technics OTTAVA SC-C500
実勢価格:21万6000円 2016年1月発売

20151211_sueoki_005

新生Technics初のオールインワンシステム。フルデジタルアンプ「JENO Engine」を始めとした、上位機種の高音質技術に192kHz/32bitのUSB/ネットワーク再生に対応。天面のCDプレイヤーが個性を主張する。

SPEC
CDステレオシステム 2ウェイ5スピーカーシステム PCM 最大192kHz/32bit DSD 最大5.6MHz/1bit サイズ:W360×H91×D248.5mm/W110×H277×D110mm(センターユニット部/スピーカー部) Wi-Fi:対応 Bluetooth:対応

【ココが買いの理由】

見た目通りの透明感を持つ音場
『OTTAVA』の目指すサウンドはリビング全体を満たす音。部屋の何処で聴いても自然に音に包まれる程、スイートスポットが広い。ステージを見通せる音場表現は、その外見の期待通りに透き通る美しい音色を奏でる。

20151211_sueoki_006
▲8cmウーファーを上下に対抗配置。100kHz対応のトゥイーターを90度毎に3基備える。

 

文/折原一也 撮影/江藤義典

※『デジモノステーション』2016年1月号より抜粋

関連サイト

ソニー『CAS-1』製品情報ページ
ヤマハ『NX-N500』製品情報ページ
パナソニック『Technics OTTAVA SC-C500』製品情報ページ