正月休みの前に買っちゃう?2015年の最強カメラ教えます【エントリーフルサイズ編】

“打倒スマホカメラ”を合い言葉に多方面に進化した最新カメラ群。超大型センサー搭載機から小型モデルまで、カメラならではの画質と機能で撮る楽しさを満喫させてくれるはず!

フルサイズの極上画質で最高の一瞬を狙おう!

数年前まではプロ&ハイアマチュア向けの高級モデルが中心だったフルサイズセンサー搭載機が、近年では手頃な価格に。20万円台から購入できる「エントリーフルサイズ機」がさまざまな形で登場している。

フルサイズセンサーの魅力は、センサー大型化の恩恵を最大限に受けられるということ。物理的な光量増加による高画質化は誰が見ても一目瞭然だ。優れた暗所特性やぼけの表現力などによって、小型センサー搭載機ではとうてい不可能な撮影が楽しめる。

ただし、その副作用として全体的なカメラサイズ・重量が大きくなってしまうことは避けられない。ソニー『α7 II』のような小型モデルでもレンズサイズはそれなりに大きいため、従来型のミラーレスカメラと比べるとやはり携帯性は損なわれてしまうだろう。それでもなお高画質を追求したいという人のための選択肢だと考えるとよさそうだ。

 

携帯性の高さが魅力のフルサイズミラーレスカメラ

ソニー
α7II レンズキット
実勢価格:23万7470円

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業界初のフルサイズミラーレス機として話題になった「α7」シリーズの第2世代目。他のフルサイズ一眼レフよりも一回り以上小さなボディによる携帯性の高さが売り。初代よりもグリップを大型化したことで大きなサイズのレンズを装着しても構えやすくなった。

SPEC
撮像素子サイズ:フルサイズ 有効画素数:2430万画素 キットレンズ:SEL2870 FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS サイズ:W126.9×H95.7×D59.7mm 重量:599g

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▲先代モデルでは軍艦部にあったシャッターボタンをグリップ部に移動するなど、ボタン配置が使いやすいように見直された。

【ココが買いの理由】

5軸手ぶれ補正でクッキリ撮れる
初代モデルにはなかったボディ内手ぶれ補正機構を新搭載。手ぶれ補正機構を内蔵しないレンズでも手ぶれを軽減できるようになった。オールドレンズ装着時などにも威力を発揮。

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▲一般的な角度ぶれ(ピッチ&ヨー)、回転ぶれに加え、シフトブレ(縦&横)の5軸補正に対応。最大でシャッター速度4.5段分の補正効果を得られる。

 

これがフルサイズ一眼のニュースタンダード

ニコン
D750 24-85VR レンズキット
実勢価格:28万3500円

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ニコンのフルサイズ一眼レフミドルクラス機。上位モデルとほぼ同等の撮影機能を備えつつ、本体構造を見直し、小型・軽量化に有利なモノコック構造を採用した。防塵・防滴ボディとフットワークの軽さから撮影場所を選ばず活用できる。

SPEC
撮像素子サイズ:フルサイズ 有効画素数:2432万画素 キットレンズ:AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR サイズ:W140.5×H113×D78mm 重量:840g

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▲絵作りも上位機『D810』から継承。ピクチャーコントロールに演出を最低限に抑えた、後加工向きの「フラット」を用意する。

【ココが買いの理由】

使いやすい操作系
ユーザー層の特性から基本機能重視な製品の多いフルサイズ機だが、本機はWi-Fiを使ったスマホ連携やチルトモニタなど、普段使いに便利な人気機能を満載。もちろんライブビュー撮影も可能だ。

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▲同社フルサイズ機初となるチルトモニタ。アングルを変えやすい。

 

手軽さ、楽しさも重視した新世代モデル

キヤノン
EOS 6D・EF24-105L IS USM レンズキット
実勢価格:26万2330円

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APS-Cサイズセンサー搭載型一眼レフや、『α7 II』などに迫る軽量ボディ(約755g)を実現した、キヤノンのフルサイズ一眼レフ入門機。必要充分な基本機能を備えつつ、Wi-FiおよびGPSも内蔵。SNSなどでの画像共有などを意識した使い方ができる。

SPEC
撮像素子サイズ:フルサイズ型 有効画素数:2020万画素 レンズ:EF24-105mm F4L IS USM サイズ:W144.5×H110.5×D71.2mm 重量:755g

【ココが買いの理由】

一眼レフだが小型で持ちやすい
上位機『EOS 5D Mark III』(約950g)よりも200g近く軽量に。フルサイズセンサー搭載一眼レフとしては最も軽量な一台だ。旅行などに持っていく際にはこの軽さがうれしい。

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▲もちろん小型軽量化したとは言え、持ちやすさやボディ剛性などはしっかり確保。大きく重量のあるレンズを装着してもホールド性は損なわない。

 

文/山下達也(ジアスワークス) 撮影/松浦文生

※『デジモノステーション』2016年1月号より抜粋

関連サイト

ソニー『α7II』製品情報ページ
ニコン『D750』製品情報ページ
キヤノン『EOS 6D』製品情報ページ