正月休みの前に買っちゃう?2015年の最強カメラ教えます【高級コンパクト編】

“打倒スマホカメラ”を合い言葉に多方面に進化した最新カメラ群。超大型センサー搭載機から小型モデルまで、カメラならではの画質と機能で撮る楽しさを満喫させてくれるはず!

圧倒的な携帯性と高画質そしてさらなる超・個性

コンパクトボディに大型センサー&大口径レンズを搭載することで、携帯性と高画質を両立させた「高級コンパクト」カメラ。今冬はそのコンセプトをとことん追求した妥協なき製品が各社から出そろった。

それら最新モデルに共通するのは優れた携帯性&高画質だけに留まらず、+αの超・個性を備えていること。特に注目すべきはその「操作感」。往年のクラシックカメラを想起させるメカニカルな操作系から、デジタルならではの画期的なアイデアを盛り込まれたものまで、使い勝手を高めた製品が人気を博している。

 

ハイスピード動画に対応した汎用性抜群の高級機

ソニー
サイバーショット DSC-RX100M4
実勢価格:12万7440円

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人気シリーズ「RX100」の第4世代モデル。最大の特長は信号処理速度を劇的に向上させる新開発の積層型センサー「Exmor RS CMOS」を採用したこと。これにより最大40倍までのスーパースローモーション撮影が可能に。最大5分までの「クリップ4K動画」も記録できる。

SPEC
撮像素子サイズ:1.0型 有効画素数:2010万画素 レンズ:f=24-70mm相当F1.8-2.8 光学ズーム:2.9倍 サイズ:W101.6×H58.1×D41mm 重量:298g

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▲液晶モニタはチルト式を搭載。従来モデル同様、下方向に45度、上方向に180度回転。自分撮りも楽しめる。

【ココが買いの理由】

収納式EVFで集中して撮影できる
先代モデル『DSC-RX100M3』で好評だったポップアップ式のEVFを本機でも継続採用。有機ELパネルの解像度が144万画素から235万画素に増大したほか、T*コーティングにより外光の映り込みなども軽減している。

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▲EVFは本体天面左部に収納。側面スイッチを押すとポップアップし、接眼部を引き出すことで使用可能になる。電源オン/オフと連動させることも。

 

光学式&電子式ファインダーを同時に使えるクラシックスタイルカメラ

富士フイルム
FUJIFILM X100T
実勢価格:13万7500円

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光学式(OVF)と電子式(EVF)をシーンに応じて自在に切り替えられる独自開発のファインダーが「アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー」に進化。OVFモードではフォーカスエリアの拡大表示(電子式)が可能になり、EVFモードは表示応答性の大幅向上などが行なわれている。

SPEC
撮像素子サイズ:APS-C 有効画素数:1630万画素 レンズ:f=35mm相当F2 光学ズーム:なし サイズ:W126.5×H74.4×D52.4mm 重量:440g

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▲レンズはAPS-Cサイズセンサーに最適化されたf=35㎜相当/F2の単焦点レンズ。レンズ胴部に絞りダイヤルを配置する。

【ココが買いの理由】

クラシカルな操作感を楽しむ
見た目だけではなく、操作感もオールドカメラ風。露出補正だけでなく、絞りやシャッター速度それぞれに専用ダイヤルが配置されており、各種撮影設定をいちいち画面を見ることなくダイレクトに変更できる。

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▲軍艦部にはシャッター速度ダイヤルと露出補正ダイヤルを配置。Aに設定すればオートでも撮れる。

 

没入感高まる高性能EVFと明るいズームレンズが自慢

キヤノン
PowerShot G5 X
実勢価格:9万1300円

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1.0型センサー&F1.8〜2.8の大口径光学4.2倍ズームを搭載。しっかりカメラをホールディングできるグリップ部や充実したダイヤル類、見やすいEVFなど、一眼レフライクな撮影が楽しめる本格派だ。広角端で5cmまで寄れるマクロ撮影に対応している。

SPEC
撮像素子サイズ:1.0型 有効画素数:2020万画素 レンズ:f=24-100mm相当F1.8-2.8 光学ズーム:4.2倍 サイズ:W112.4×H76.4×D44.2mm 重量:377g

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▲EVFは独自光学系で周辺までクッキリ表示。深めのアイポイントでメガネ着用時でも見やすい。

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▲本体前面に電子ダイヤルを配置。レンズ胴部のコントローラーリングや、背面のコントローラーホイールと組み合わせることで、EVFをのぞいたままでも各種設定を即座に変更できる。

【ココが買いの理由】

MF向けの快適機能が豊富
従来機では4倍表示までだったMF時のフォーカスエリア拡大機能が5倍/10倍になるなど、マニュアル撮影を補助する機能を強化。より快適に意に沿う撮影を楽しめるようにした。

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▲被写体のピントが合っている部分を色つきの輪郭線で教えてくれる「MFピーキング」機能も搭載。本機からはEVFでの動画撮影時にも使えるように。

高級コンパクト市場を切り拓いた大定番

リコー
GR II
実勢価格:8万9420円

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大型センサー×大口径レンズという、今日の高級コンパクトカメラの基本フォーマットを生み出した「GR」シリーズの最新モデル。新機能としてシリーズ初のWi-Fi対応を実現。「GR Remote」と「Image Sync」の2つのアプリで、リモート撮影や写真をスマホに転送することが可能。

SPEC
撮像素子サイズ:APS-C型 有効画素数:1620万画素 レンズ:f=28mm相当F2.8 光学ズーム:なし サイズ:W117×H62.8×D34.7mm 重量:251g

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▲よく使う機能を最大5つまで登録しておける「ADJ.」レバーなど、機能のカスタマイズ性も『GR II』の魅力。手になじむ設定にできる。

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▲MF時の部分拡大表示が可能。この際、輪郭・コントラストを強調してピント合わせをしやすくすることもできる。

【ココが買いの理由】

本体だけで現像できてPCいらず
これまではPCに取り込んでの作業が必要だったRAW現像を『GR II』本体だけで実行可能に。単にJPEGに変換できるだけでなく、ホワイトバランスや色モアレの修正など、さまざまな画質調整を行なえる。

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▲画質調整のほか、エフェクトの適用なども行なえるように。RAW撮影の実用性を高めている。

 

大口径ズームレンズで極上画質の4K動画も

パナソニック
LUMIX DMC-LX100
実勢価格:7万6140円

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4/3型センサーや空間認識AFなど、これまで同社製ミラーレスカメラで採用されてきた技術を数多く盛りこんだ高級コンパクト機。このクラスの製品で超尺の4K/30p動画を撮影できるのは本機だけ。4K動画から任意の1コマを静止画として保存する機能も。

SPEC
撮像素子サイズ:3/4型 有効画素数:1280万画素 レンズ:f=24-70mm相当F1.7-2.8 光学ズーム:3.1倍 サイズ:W114.8×H66.2×D55mm 重量:393g

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▲レンズ胴部の絞りリングに加え、軍艦部には露出補正ダイヤルとシャッター速度ダイヤルを配置。シャッターボタン手前の「iA」ボタンを推すことで即座にフルオート撮影にすることも。

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▲レンズ胴部には絞りリングとコントロールリングを配置。加えて「アスペクト切替スイッチ」を使うことで撮影時の画像比率を自在に変更することもできる。

【ココが買いの理由】

高画質に撮れるレンズ性能
広角端開放F1.7という驚異的に明るいズームレンズをこの小型ボディで実現。8面5枚の新開発・非球面レンズと9枚羽根の円形絞りによってぼけ味の美しさにもこだわっている。

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▲Eレンズはもちろんライカ銘。隅々まで高い解像力で静止画はもちろん4K動画も記録できる。沈胴式のレンズユニットを使うことで薄型化に成功している。

 

文/山下達也(ジアスワークス) 撮影/松浦文生

※『デジモノステーション』2016年1月号より抜粋

関連サイト

ソニー『サイバーショット DSC-RX100M4』製品情報ページ
富士フイルム『FUJIFILM X100T』製品情報ページ
キヤノン『PowerShot G5 X』製品情報ページ
リコー『GR II』製品情報ページ
パナソニック『LUMIX DMC-LX100』製品情報ページ

 

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