NASA、3Dプリンタ製ロケットエンジンのテストに成功!【動画あり】

ドドーンっと、いきなり推力2万ポンドを叩き出したのだそう!

NASAのマーシャル宇宙飛行センターが以前より開発を進めていたのが、3Dプリンタによって生成されるロケットエンジン。その実力を見られるのはまだまだ先かと思われていましたが、先日アラバマで実施されたテストにおいて、伝統的な製法によるロケットエンジンに匹敵する性能を発揮したことが明らかになっています。

百聞は一見に如かず。ここは早速、NASAが発表したエンジンテストの動画3点をのぞいてみましょうか。

エンジンの至近距離から見たテストの様子。ド迫力。

ドローンからの空撮映像。ロケットの噴射が長く伸びているのがわかります。

NASAのエンジニアによる「ブレッドボードエンジン」の解説。

6回の試験が実施された、今回のエンジン燃焼テストでは、1分あたり1200ガロンの液体水素ロケット燃料が供給され、最大時で2万ポンドの推力を出すことに成功したとのこと。ここでテストされたエンジンは、構成部品の75パーセントが3Dプリントによるパーツで占められており、この技術の発展はより低コストな宇宙探査を可能にするために重要であるとされています。

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今後はさらに、火星着陸船にとって重要な推進剤となる液体酸素とメタンを使ったエンジンの試験も行われる見込み。民間企業の参入も盛り上がりつつある宇宙開発ですが、やはり「NASAの技術は一味違う」と感じさせるエピソードですね。ロケットエンジンの製造コストが下がれば、宇宙開発スピードのさらなる加速にもつながっていくことでしょう。

 
文/ワタナベダイスケ(編集部)

関連サイト

NASAマーシャル宇宙センターの発表