カメラ好きなら1度はハマるべき。奥が深いぜオールドレンズの世界【入門セット編】

まずは単焦点レンズでオールドレンズに入門せよ

カメラにまつわる趣味の中でもとりわけ奥が深いと言われている「オールドレンズ」の世界。最新テクノロジーを駆使して設計・製造された新型レンズの方がクリアに撮れるのは間違いないのだが、“職人の時代”に生み出されたオールドレンズには、スペックだけでは説明できない、えもいわれぬ“味”がある。素直で滑らかな描写なものから、シチュエーションによって映りがガラリと変わるじゃじゃ馬のようなものまで、レンズ設計者の意図をストレートに楽しむことができる。

中でもおすすめなのが、シンプルな大口径・単焦点レンズ。まずはここから深遠なるオールドレンズレンズの世界に入門してみてほしい。

オールドレンズの基礎知識

かなり古いレンズも使える?
そのまま装着するのは難しいが、市販のマウントアダプターを介することで多くのレンズを最新カメラに装着することができる。

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AFは動作するの?
オールドレンズは原則としてマニュアルフォーカスで使うことになるが、慣れればむしろAFより速くピント合わせできるようになるかも?

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手ぶれ補正は効果があるの?
ボディ内手ぶれ補正機構搭載モデルなら、オールドレンズでも手ぶれ補正が有効に。ただし別途焦点距離を入力する必要がある。

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まずはここから! オールドレンズを使うのに最適なカメラボディ+オススメレンズ

フルサイズ×手ぶれ補正はオールドレンズに最適!!

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ソニー
α7II
実勢価格:19万円(ボディのみ)

オールドレンズ本来の画角で撮れるフルサイズセンサー搭載に加え、手ぶれ補正機構も搭載する第2世代「α7」シリーズは、まさにオールドレンズのためのミラーレスカメラ。機能が豊富で銀塩カメラよりも快適な撮影が楽しめる。マウントアダプターもさまざまなタイプのものが用意されている。

SPEC
サイズ:W126.9×H95.7×D59.7mm 重量599g 撮像素子:フルサイズ 有効画素数:2430万画素 モニタ:3.0型(122.8万ドット) マウント:Eマウント

キヤノン
Canon(L) 50mm F1.2
中古参考価格:7万9800円

キヤノンが50年以上前に手がけたライカLマウント用単焦点レンズ。当時最高級の技術が惜しげもなく盛りこまれており、その映りは今でも通用するレベル。

α7IIがオールドレンズに向く訳

画角を変えずに使える
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▲35mmフィルムと同サイズのフルサイズセンサー(有効画素数2430万画素)を搭載。レンズに表記されている画角のまま使える。

ボディ内5軸手ぶれ補正を採用
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▲大型センサー搭載機ながらボディ内手ぶれ補正機構を内蔵。オールドレンズが苦手とする暗い場所でもぶれずにクリアに撮れる。

高感度設定で撮影できる
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▲大型センサーならではの高感度で、フィルム時代は撮れなかったような1枚を。高速シャッターで動きの速い被写体を狙うこともできる。

ピーキングで合焦が楽
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▲ピントの合っている位置を画面上で確認できる「フォーカスピーキング」対応。マニュアルフォーカスになれていなくても素早く合焦できる。

 

オールドレンズの楽しさを引き出すOM-Dの機動力!!

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オリンパス
OM-D E-M5 MarkII
実勢価格:10万9070円(ボディのみ)

オールドレンズを手軽に楽しみたいという人におすすめの選択肢が、小型かつ手ぶれ補正機構搭載のオリンパス「OM-D」シリーズ。フォーカスピーキングなど、オールドレンズ活用に便利な機能も一通り搭載している。ただし、センサーサイズの関係上、焦点距離は2倍になるので注意。

SPEC
サイズ:W123.7×H85×D44.5mm 重量469
g 撮像素子:4/3型 有効画素数:1605万画素 モニタ:3.0型(104万ドット) マウント:マイクロフォーサーズ

ライカ
Leica Elmarit M 21mm F2.8
中古参考価格:29万8000円

コンパクトながら抜群の切れ味を誇るライカ往年の名玉。本来はかなり広角寄りのレンズなのだが、マイクロフォーサーズ機に装着した際は焦点距離42mm相当となる。

OM-D E-M5 MarkIIがオールドレンズに向く訳

バリアングル液晶を搭載
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▲液晶モニタを自由な向きに向けて撮影できるのもデジタルならではの美点。フィルムカメラとはケタ違いの自由度で撮影を楽しめる。

小型軽量でレンズも持ちやすい
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▲ミラーレスカメラの中でもとりわけ本体サイズの小さいマイクロフォーサーズ機は、フットワーク重視の活用に最適。持ち歩きが苦にならない。

超精細な写真が撮れる
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▲『E-M5 Mark II』の目玉機能「40メガハイレゾショット」を使えば、オールドレンズの味を保ったまま4000万画素相当の高画素記録も可能に。

小型ながら5軸手ぶれ補正
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▲高精度な手ぶれ補正機構も本機のアドバンテージ。手ぶれ補正機構など内蔵していないオールドレンズでもピタッと手ぶれを防いでくれる。

 

文/山下達也(ジアスワークス)、岡田清孝、編集部 撮影/松浦文生 取材協力:Map Camera(https://www.mapcamera.com

「中古参考価格」はあくまで目安であり、相場の変動やレンズの状態などによって大きく前後します。この金額での流通を保証するものではありません。また、オールドレンズに関する問い合わせをメーカーに行なうことは避けてください。

※『デジモノステーション』2016年2月号より抜粋

関連サイト

ソニー『α7II』製品紹介ページ
オリンパス『OM-D E-M5 MarkII』製品紹介ページ

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