ギリシャの海でシリア難民を救うロボット・ライフセーバー『エミリー』

リモート操作の海難救助ロボットの活躍を見よ!

いま地中海にはシリアからの難民たちがヨーロッパへと逃れるべく連日のように押し寄せているのはご存知の通り。そして、多くの難民が海難事故で死亡しているという話も聞こえてきます。こうした状況を受け、ギリシャの沿岸警備隊は『EMILY(エミリー)』というロボット・ライフセーバーを導入したのだそう。

このロボットは荒波にも耐えるサーフ性能を持った水上用ドローンで、リモコンによる無人での海難救助ができる優れものなのだといいます。

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全長120cmほどのフロートであるエミリーは、時速22マイル(約35Km/h)で漂流者のもとへ航行し、しがみついた漂流者が救助されるまでの間の浮力、そしてライフジャケットといった救命アイテムを提供します。ロボットというよりはラジコンですが、人手が足りないときや悪天候下で有用性を発揮してくれそうですね。

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軽量で耐久性に優れているため、船に積んでおく以外にも、ビーチからコントロールして溺れた人の救助に向かわせたり、川や湖でも鉄砲水などの水害対策として活用できるとのこと。ドローンやロボットの問題が取りざたされることが増えてきた昨今ながら、こうした人命救助のためのテクノロジーにはもっと進歩していってもらいたいものです。

 
文/ワタナベダイスケ(編集部)

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