カメラ好きなら1度はハマるべき。奥が深いぜオールドレンズの世界【スナップ向けレンズ編】
大口径レンズならではのボケ味と描写を楽しむ
標準(50ミリ前後)から中望遠(80ミリ前後)の画角で、開放F値が明るい大口径レンズの魅力といえば、被写体を引き立てるキレイなボケ味だが、オールドレンズの場合はさらに独特の柔らかい描写も楽しめる。
解放絞りからクッキリと写る最近のレンズと比べると、やや甘く感じるかもしれないが、そのぶん人物の肌やペットの毛並みなど質感が滑らかに描写され、シャープ感重視のレンズとは一味違った写りだ。
また逆光では光の乱反射によるフレアーやゴーストが発生しやすいが、意図して効果的に写すことで、味わいのある写真にすることもできる。ピントの合う範囲が狭いので、撮影時はピーキングや画像拡大などのMFアシスト機能を活用しよう。