450mも電波が飛ぶBluetooth!? 強力な徘徊捜索ビーコンが国内発売へ

てっきり短距離の無線通信「だけ」の規格なのかと。

スマートフォン等に搭載される無線技術のひとつとして、すっかり一般的になった『Bluetooth』といえば、ワイヤレスのヘッドセットやPCとキーボード、マウスを無線で接続するように、近くにある周辺機器をつなぐものという印象が強いですよね。しかし、2016年2月15日に発売予定とされる、高齢者の徘徊対策などに使える位置情報ビーコン『ハイビーコン』では、国内初のBLE Class1モジュールとアンテナによって、なんとBluetoothの電波範囲を最大450mに伸ばしたのだそう。

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ライターより小さいと言われるUSBメモリ大のサイズなのにハイパワーなんですね。

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製品ページの説明によれば、どうやら最大450mでの信号受信が可能なのは、専用のブリッジを利用したケースに限られる模様。スマホやタブレットで受信する場合には見通し距離で最大200m程度になりそうですね。また、建物や人といった障害物の有無や天候によっても、受信状態はかなり左右されるようです。

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そうは言っても、10mほどの近距離で使うイメージだったBluetoothの電波が、数十メートル先まで届くというのはなかなか衝撃的。スマホやタブレットがあれば徘徊者を捜索できる仕組みの構築は、高齢化の進む地域にとって有意義になりそうですし、その気になればブリッジを搭載したドローンを飛ばして登山道などの広い範囲を捜索することだって可能に。

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また、こうした無線ビーコンの仕組みはショッピングモール等でクーポンを配信するといった用途にも使えるようになるとされており、私たちの日常生活にも浸透する日が近いのかもしれませんよ。

 
文/ワタナベダイスケ(編集部)

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