「スウェーデンのハッピーセット」だけじゃない。飲食業界の最新VR事情

VRって、いま企業PRの世界ですっごく注目されているんです。

スウェーデンのマクドナルドでは、日本のハッピーセットに相当する『Happy Meal』の箱がVRゴーグルになるという『ハッピーゴーグル(Happy Goggles)』キャンペーンが開始されるとのこと。また、これに対応するVRゲームは3月5日より各アプリストアにて配信スタートされるのだそうです。

さて、こうした廉価な箱型VRヘッドセットはすでにいくつかの製品が存在しており、代表格とも言える段ボールVRゴーグル『Google Cardboard』のオンライン販売ページが(販売開始はまだとはいえ)日本でもオープンしたりと、いよいよブレイクする予兆を見せはじめたところ。そう、まさに今もっとも注目すべきジャンルのひとつなのです。

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こうした背景には『Oculus Rift』『Vive』といったハイエンドのVRヘッドセットがまだ高価格で、一般ユーザーにとっては高嶺の花状態になっていることも関係していると思われます。低価格あるいは無料のオマケでバーチャルリアリティを体験できるとなれば、大人気となることは間違いなし。そのため多くの企業が、PRやキャンペーンの手法としてVRに注目しているというわけ。

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そんな事例のひとつとして先日話題になったのが、コカ・コーラによるペットボトルを梱包する紙パッケージをVRゴーグルとして再利用する試み。こちらもすでに、複数のバージョンを制作してテストを実施している模様です。こちらもコーラ飲料のオマケとして実現すれば、魅力的なキャンペーンになりそう。

また、メキシコのコカ・コーラではさらに以前より、YouTubeにて360度の全天球映像を公開していました。現在では動画を使ったPRも、よりインタラクティブな要素が求められるようになってきたようです。

これらはすべて海外での事例ではありましたが、今後は日本でもバーチャルリアリティを活用した企業キャンペーンが展開されていくことになるでしょう。VRゴーグルなどのアイテムが普及するカギは、こうした企業PRの推進にあるのかもしれません。

 
文/ワタナベダイスケ(編集部)

関連サイト

スウェーデンのマクドナルドによる「Happy Goggles」紹介ページ
Coca-Cola México(YouTube)