使い勝手では最高のスティック掃除機、日立『PV-BD700』だが……

機能、使い勝手とも
コードレススティックナンバー1!
それだけに見た目が……。

掃除機の需要動向を見るに、2016年の予測も含む日本の掃除機市場は、なんだかんだで最もスタンダードな「キャニスタータイプ(シリンダータイプ)」が、サイクロン式と紙パック式両タイプで、約50%を占めている。だが、この1強状態に待った! を掛けるべく、近年成長著しいのが「コードレススティックタイプ」だ。2014年から約2年ほどの間に、一気に10%以上も需要がアップ。直近の予測では約24%と、キャニスターサイクロンのみの数字23%を超えるほどの伸びを見せている。

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<日立調べ>

元々はダイソンのコードレススティッククリーナーの登場を皮切りに、一気に市場が形成された感があるが、そこは追随する日本メーカー得意のお家芸か。各社がその弱点を消す形で、より良いモデルにどんどん進化。その結果、ここまでの急激な盛り上がりを見せている。

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その象徴であるかのようなモデルが、今回発表された日立のコードレススティッククリーナー『PV-BD700』だ。まさに、これでもか!ってぐらい、いわゆる日本メーカーならではの配慮が詰まった究極の1台という印象。

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パワフルな自走ノズル、壁際のゴミも残さず吸引、自立構造、ハンディにもスティックにも片手のまま切り替えられる手元構造、吸引力も申し分なく、ゴミ捨ても簡単、ダストケースを丸洗い、そしていろいろな場所を残さず掃除できる豊富なアタッチメント……本当に隙がないモデルに成長した。

掃除をする使い勝手だけでいえば、今あるコードレススティックのなかでナンバー1といっても過言ではない。メインの掃除機として使うことを自信を持っておすすめできる1台だ。

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ただ1点だけやはりなんとかして欲しいと思うのが、その見た目だ。前モデルである『PV-BC500』はとにかく無骨すぎて、掃除機というより工具というか、個人的には工事機材みたいだなーと思っていた。そこから比べると、ハンドルをはじめ、本体全体が凹凸も減り、多少シンプルなラウンドフォルムへと近づいた感はある。

が、まだ正直合格点とは言えない。少なくとも、リビングなどには出しっ放しにはしたくないレベルだ。昨年発売され、今期併売されるコードレススティック『PV-BC200』と比べると、もう少しなんとかできたんじゃないかなと。使い勝手やバランスなどを重視したという説明は当然分かるけれど…。

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とはいえ、市場が成長しているからこそ、コードレススティックだけで、大きくわけて2モデル(機能でわけるなら3モデル)選べるようにしたという点はちゃんと評価したい。

関連サイト

コードレス スティッククリーナー PV-BD700、PV-BD400(日立)