ソニーが始めた「フューチャー・ラボ・プログラム」って何?【森永卓郎ニュース解説】

本来はこうあるべき 製品開発の新しい形

3月にソニーが新たな技術開発を行なうための「フューチャー・ラボ・プログラム」を発表し、その第一弾であるコンセプト・プロトタイプ“N”が、米国のイベントで初公開されました。「フューチャー・ラボ・プログラム」は、ソニーが初めて採り入れる手法で、社内で開発中のコンセプト・プロトタイプをユーザー向けに紹介し、ユーザーからのフィードバックやインスピレーションを反映しながら進化させるというもの。第一弾の“N”は、耳を塞ぐことなく、ハンズフリーで音楽や音声による情報を楽しめることをコンセプトとしたインターフェイスを開発しようというのです。

こう書くと何を言っているのかよく分からないと思いますが、要は、新製品を作るときに、コンセプトの段階から、ユーザーの意見を採り入れて開発していくという手法なのです。

私は、これが時代を変えるほど画期的な開発手法であると考えています。