夏野剛、アップルを語る「イノベーションは生み出せなくとも、偉大な大企業として生き続ける」

全10回シリーズ「アップルは本当に『終わった』のか?」 (第5回)

「アップルはもうイノベーションは巻きこせない!」 「ジョブズが亡くなり、アップルは終わってしまった…」 そんな評論記事や声高に叫ぶ人たちをネット上で数多く見かける。はたして、本当にアップルは『終わった』のか? その答えを、日本を代表する10人の賢者に訊く。第5回はiモードの生みの親である夏野剛氏に「アップルが世界にもたらす影響」を語ってもらう。

ジョブズがいない今 もはや大きな革新は生み出せない

「一言で言えば、偉大な大企業としてアップルは生き続けるでしょう、ということです。つまりこれ以降は、ものすごい製品を生み出すこともないでしょう」

そう語る夏野剛氏は、言うまでもなく、かつてiモードの開発チームを率い、スマートフォンよりも多機能なガラケーを生み出したと言っても過言ではない人物だ。