星野リゾート代表・星野佳路 、アップルを語る「アップルは終わったのか? So What? 愚問です」

全10回シリーズ「アップルは本当に『終わった』のか?」 (第10回)

「アップルはもうイノベーションは巻きこせない!」 「ジョブズが亡くなり、アップルは終わってしまった…」 そんな評論記事や声高に叫ぶ人たちをネット上で数多く見かける。はたして、本当にアップルは『終わった』のか? その答えを、日本を代表する10人の賢者に訊く。ラストとなる第10回は、星野リゾート代表の星野佳路に「アップルと共に歩む人生」について語ってもらった。

あの時期にMacintoshなくして
ぼくの生活は成り立たなかった

星野リゾートの代表である星野佳路氏は、「私は日本人で一番長いMacintoshユーザーなんですよ」と誇らしげに語る。なにせ星野氏が初めて買ったパソコンというのは、オリジナルのMacintosh。

「1984年にアメリカの大学院に留学したんです。大学院では、毎週のレポート提出に加えて卒業論文の制作にと、パソコンが必須でした。だから入学する前にパソコンを買うことにしました。他にも選択肢として、IBMのパソコンがありました。でも大学図書館に置いてあったIBMのパソコンを確認したら、これが使いづらい。なにしろ当時は、オートエグゼクティブパッチ、コードを打たないといけませんから。コマンドを入力しなければいけなかったんです」