【レビュー】水中撮影の強い味方!低価格防水ビデオライト『LED-20』を海の中で試してみる

アクションカムでの水中撮影に大活躍!?

LED-20
メーカー:Mcoplus
製品ジャンル:LEDライト
実売価格:3999円

20161102LED20-01

【連載企画】 ちょっと気になる“アレ”実際に試してみました!
DIGIMONO!スタッフが気になっていた製品を実際に試してみるレビューコーナー。定番デジタルグッズからちょっとした小物やサービスまで、ジャンルを問わず幅広く取り上げていきます。
are002

水中用のライトの中では破格の安さ

趣味でダイビングをやってます。水中は大変すばらしい世界なので、なんとかして写真や動画を撮影したくなるんですよね。とはいえ、ダイビングは年に1回行くか行かないかって感じなので、カメラやライトにそこまでお金をかけられません。

今まではコンデジに純正の防水ハウジングという組み合わせで使っていたためフラッシュが使えたのですが、コンデジが壊れた(落としたら壊れた)のを機にアクションカムに変更したところ……暗所での撮影が絶望的になってしまいました。そこでまともなライトを買おうと探してみたのですが、いやー、水中ライトって高いですね。安めのものでも数万円、いいなと思うものだと5万円オーバーとかで、手が出せませんでした。

そんな中見つけたのが、3999円と安いのに40m防水に対応した水中ライト『LED-20』です。付属品が意外と多く、マウンタやアダプタ、ライトの色を変えるフィルターなどが標準で付属しています。特に水中では赤が減衰しやすいので、オレンジっぽい光で照らせるのはうれしいところ。

20161102LED20-02A

20161102LED20-02B

発光部は20個のLEDが使われているので数個の高輝度LEDを使ったものより偏りが少なく、光が均等に広がってくれるのではないかと期待できます。また、ライトの上下にマウント用のコネクタがあり、上にはアクションカメラ、下にはグリップを装着できます。カメラとライトを簡単に一体化できるという点が便利に感じました。

20161102LED20-03

バッテリーは取り外しできず、USB経由で充電する方式。防水カバー部分がかなり固くて開けづらいですが、充電器を使わず直接充電できるのは楽でいいですね。交換バッテリーがないので、複数本潜る時の電池切れが怖いところですが、スペック上では80分、自分で試してみたところ約2時間くらいはそれほど明るさも低下せずに使うことができました。潜水中ずっとライトをつけておくわけではないので、これだけ持つなら2〜3本潜るくらいは余裕でしょう。

20161102LED20-04

肝心の水中では光量不足で暗所専用に

暗い部屋の中で試してみると予想していた以上に明るく、そして光が広がってくれたので、水中でも活躍してくれるに違いないと期待していたのですが……現実は微妙でした。

確かに暗い部屋ではかなりの効果があったのですが、昼間の水深15mくらいは意外と明るくて、ライトで照らしてもあまり変わらないのです。肉眼で見るぶんには少し明るく見えるんですが、カメラの映像ではほとんど変わってなかったりで、なかなか使いどころが難しいです。被写体に数十センチくらいまで近づけばライトの光はわかるのですが……。

20161102LED20-05

ライトとカメラの位置が悪かったこともあって、被写体に近づくとうまく照らせず、離れるとライトが弱くて光が届かないという点にも悩まされました。撮影方法はもうちょっと考えないとダメですね。

とはいえまったくダメだということではありません。逆にいいなと感じたのは、岩の影や洞窟のような地形の場所です。基本が暗い部屋で試したのと同じなので、こちらは結構明るく見えました。肉眼では暗くて見えなかった岩場の下を照らしてみると、隠れていたミーバイ(たぶん)がしっかりと見えました。スカシテンジクダイ(たぶん)がジャマですけどね。

20161102LED20-06

水中で失われる色を取り戻すライトとしては弱くて微妙ですが、暗所撮影用としては悪くないなというのが使ってみた感想です。使いどころさえ間違えなければ、かなり活躍してくれるのではないでしょうか。

コンパクトさを求めないなら、さらに明るい『LED-60』『LE-120Y』という製品もあるので、より撮影用のライトとして実用性を求めるならこちらを選ぶほうが良いかもしれません。

20161102LED20-09
▲『LED-60』

20161102LED20-10
▲『LE-120Y』。

 

文/宮里圭介

関連サイト

Mcoplus公式サイト(英語)