一挙紹介!「CYCLE MODE 2016」で注目の電動アシスト自転車たち【5ブランド12モデル】

電動アシスト自転車はほしいけど、ママチャリっぽいデザインばかりで……と思ってる人に朗報です。

毎年11月に行われる自転車の展示会「サイクルモード」が、2016年も幕張メッセにて開催されました。「CYCLE MODE international 2016(サイクルモード)」です。今年は特に電動アシスト自転車の出展がドドーンと増加。それも、デザイン的に思わず乗りたくなるものばかり。すでに国内で買えるものから、これからの導入に期待したいものまで会場で気になった電動アシスト自転車を一気に紹介します!

アップダウンをラクラク楽しめる電動アシストMTB

まず、個人的に一番気になったのは「スペシャライズド」が展示していた『TURBO LEVO(ターボ リーヴォ)』というモデル。パッと見には電動アシストとは思えないデザインです。

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でも、よく見るとフレームに発光している部分が……。ここにバッテリーが内蔵されているわけですね。

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一方、モーターはこの部分に搭載されています。

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前後にサスペンションを装備して、タイヤは直径27.5インチでぶっとい規格のものを採用。いかにも走破性が高そうです。

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残念ながら国内の電動アシスト自転車規格に適合していないため、公道での走行はできませんが、メーカーではクローズドのMTBコースなどでのレンタル事業といった展開を提案していきたいとのこと。登りはモーターの力で楽にこなし、本格的な装備の足回りで下りを思いっきり楽しむことが可能。冬期にはスキー場として利用されているMTBコースでは、リフトなどを使って上まで自転車を搬送するところが多いのですが、自分で漕いで登って下りも楽しめる。こんなスタイルを待ってたMTBファンは多いのではないでしょうか?

ファットバイクの電動アシストも!

MTBタイプの電動アシストでは、極太タイヤを履いた“ファットバイク”と呼ばれるジャンルのモデルも出展されていました。ここで紹介するのは「XDS」というブランド。こちらも国内規格には未対応で、販売も未定とのことでしたが、反響があれば導入したいとのことだったので、期待して待ちたいと思います。

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タイヤはこの太さ! 幅4インチという大迫力です。

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バッテリーの容量も結構大きめですね。ファットバイクはタイヤが太い分、グリップが良くて雪道なども走れてしまいますが、その分抵抗も大きいので電動アシストの恩恵は大きそうです。

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MTBだけでなく、クロスバイクタイプも入ってくる!?

もう1つ注目を集めていたメーカーが「Benelli(ベネリ)」。元はイタリアのバイク(エンジン付き)メーカーですが、最近は電動アシスト自転車もラインナップしています。日本国内でも2017年の春頃から販売を開始するとのこと。MTBタイプの2車種が導入される予定です。

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手前が『TAGETE』というモデルで、奥が『ALPAN TS』というモデル。ともに27.5インチのハードテイル(前だけにサスペンションを搭載)のMTBです。価格は前者が19万8000円、後者が16万8000円とのことですが、これは先行100台限定の価格なのだとか。

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バッテリーは360Vの11Ahなので結構な容量。最長100kmのアシストが可能とのことです。

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クロスバイクタイプのコンセプトモデルも展示されていました。欧州では実際に市販されているモデルで、国内法規に対応させれば販売も可能になるかも。

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フレームの形がカッコいい! こちらのタイプはモーターをハブ(車軸)部分に搭載しています。そのほうがデザインの自由度は高くなりますね。

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太めのタイヤを装着したMTBも展示されていました。こちらはタイヤが27.5インチ径ながら太さは2.8インチという「27.5+」と呼ばれる規格が採用されており、グリップと振動吸収性を高めています。

小径のカーボンフレームモデルも乗れる

一番多くのモデルをラインナップしていたのが「BESV」というブランド。すでに国内でもいくつかのモデルを販売しており、電動アシストっぽくないデザインで注目を集めています。今回は国内未発売のモデルも含めて展示しており、多くの人が足を止めていました。

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こちらが既に国内販売されている『PS1』というモデル。カーボンフレームの小径車で価格は27万6000円。

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こちらは、このほど追加されたアルミフレームモデルの『PSA1』。フレーム形状が直線基調になっています。価格は少し抑えられて18万5000円。

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どちらのモデルもフレームと一体でデザインされたバッテリーがポイント。コンパクトな割に容量もあり、約60kmのアシスト走行が可能です。

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前後にサスペンションを搭載しているので、小径タイヤでも段差などがある道でもハンドルを取られにくい設計。

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こちらはタイヤの直径が大きい『LX1』というモデル。アルミフレームを採用していて価格は39万8000円。フレームと一体となった形のフレームがカッコいいですね。

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メーターとライトも車体と一体となっています。

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国内販売は未定とのことでしたが『CF1』というモデルも出展されていました。こちらも海外ではすでに販売されているモデル。

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それでもやっぱり、個人的に気になってしまうのはMTBタイプのモデル(笑)。こちらも参考出展のコンセプトモデルという位置付けです。

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前後サスペンションと27.5+のタイヤでかなり走りそう。

スマホと連携する小径モデルも

最後に紹介するのは「TSINOVA」というブランドの『TS01』というモデル。20インチタイヤの小径モデルですが、ユニークなのはスマホをメーター&コントローラーとして活用していること。導入時期は未定ですが、国内販売も視野に入れているとのことです。

個性的なフレーム形状でなかなかスタイリッシュ。

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こんな感じでスマホをメーター代わりに使っています。走行モードの切り替えなどのコントロールもスマホからできる。充電のためにケーブルでつながっていますが、車体との接続はBluetoothです。

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バッテリーはこの部分に搭載。バッテリーっぽくないデザイン的な処理の仕方が今風です。

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例年にないほど電動アシスト自転車の展示が充実していた今年のサイクルモード。会場では試乗もできるのですが、試乗可能なモデルは列ができるほどの人気でした。やっぱり、みんなカッコいい電動アシスト自転車は気になるんですね。国内未発売のモデルでも、反響が大きければ導入したいというメーカーも多かったので、気になるモデルがあったら問い合わせをしてみると国内販売の道が開けるかもしれません。

文・撮影/増谷茂樹

関連サイト

BESV
Benelli(英語)
 

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