カメラで毎日観察できる! 沖縄セルラーの水耕栽培キット『やさい物語』

夏休みに観察日記をつけたくなります。

KDDIグループの沖縄セルラーは、家庭でリーフレタスなどの野菜を育てられる水耕栽培キット『やさい物語』を発表。2017年2月下旬より販売開始するとしています。通信事業者が手がけているだけあり、スマホの専用アプリと連動して気温や水位、カメラ撮影された野菜の生育状況などをチェックできるのが大きな特徴です。水耕栽培の特性上、無農薬でやわらかい食感の野菜ができるというのも、お子さんのいる家庭などではうれしいのではないでしょうか。

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どうして沖縄セルラーが水耕栽培キットを?

これまでのいきさつを知らないと、「なぜ携帯電話事業者が水耕栽培キットを発売するの?」と疑問に思ってしまいますが、実は同社では2013年より社内ベンチャーとして屋内での水耕栽培による野菜工場を事業化しており、今回の『やさい物語』はそうした“植物工場事業者”としての沖縄セルラーのノウハウを活かした製品であるとのこと。栽培に熟知した担当者によるフォローや、栽培しやすい品種の提案といったアフターサービスも準備しているのだそうです。

スマホ連動でどんなことができるの?

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『やさい物語』には、KDDI総合研究所の技術協力によって搭載されたIoT機能による、Wi-FiやBluetoothを介したスマホおよびクラウドとの連携機能が用意されています。特に注目すべきは、キット内に設置された200万画素カメラ。このカメラが自動撮影した画像をスマホアプリで表示することで、野菜の成長過程を楽しんだり、外出先から野菜の様子を見ることができるというわけです。

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キット内の気温、湿度、水位についてもリアルタイムで確認でき、異常があった場合にはスマホにアラート通知が送られます。ただしIoT水耕栽培キットではあるものの、野菜作りを完全自動化するものではないのが本製品のポイント。アプリから制御できるのはLEDの点灯時間制御くらいです。とはいえ、たまに水やりをしたり、適度に手がかかるという点が「自分で野菜を育てている」という満足感につながるのかもしれません。

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初回販売分5000台は発売記念価格2万9800円

沖縄地区ではauショップを通じて販売予定とされていますが、全国販売については沖縄セルラーの「沖縄特産品本舗」によるWeb直販のみとなります。価格は3万4800円で、タネや消耗品をまとめた初期栽培スターターセットが付属するとのこと。2016年12月中旬より予約を開始、2017年2月下旬に発売(発送)をはじめるとされています。

なお、発売当初の推奨野菜は結球しないリーフレタスやハーブ、ベビーリーフなど。レタスなら7株、ベビーリーフなら21株を同時に育てられるとされ、レタスは収穫までおよそ1カ月。本体の大きさは幅480mm × 高さ332mm × 奥行き331mmと、部屋置きしやすいサイズ感。「食べられる」お部屋のグリーンとして、お子さんと一緒に食育の一環として、野菜のある暮らしをはじめるのに最適なアイテムかもしれません。

文/ワタナベダイスケ(編集部)

関連サイト

沖縄セルラーのプレスリリース(PDF)
沖縄特産品本舗

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