あの“エヴァ明朝”が個人利用向けに販売されたので購入してみた

買っても良いかなと思える5000円以下なので飛びついてみる

2016年11月10日にフォントワークスから発売された『エヴァンゲリオン公式フォント マティスEB TrueType版』。製品名そのままですが、「新世紀エヴァンゲリオン」のタイトルテロップなどで使われていたあのフォント「マティスEB」、いわゆる“エヴァ明朝”が個人利用向けとして登場しました。

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「マティスEB」はこれまでも普通に購入できたフォントではありますが、フォントって高いんですよねー。確かアニメ放送当時は十万円以上していたはず。最近では安くなってきてますが、それでも「フォントワークスOpenTypeフォント マティスPro EB」は2万円弱、洒落で購入するには勇気がいる価格でした。それがついに、お財布に優しい4600円+税という価格で個人利用向けに販売されたのです。というわけで購入してみました。

ちなみに個人利用向けライセンス製品ということで、少し制限があります。動画共有サイトへ投稿する動画、年賀状、個人のWebサイト、同人誌などでの利用はOKですが、商用利用は禁止。ただし、「個人のデザインワーク、作品であれば、それらを個人で販売する行為は商業利用目的とは見なさない」とのことです。自分の制作に利用して、できたものを自分で販売するなら大丈夫ってことかな。

あと、それほど気にしなくてもいいかもしれませんが、今回発売されたのはフォントは「TrueType」形式です。古めのDTPソフトで使いたい人などは注意が必要かもしれません。そういった場合や、がっつり商用利用したい場合は、従来の「フォントワークスOpenTypeフォント マティスPro EB」を購入してくださいということですね。

さて、そんなわけで手元に『エヴァンゲリオン公式フォント マティスEB TrueType版』が届きました。BDの映画っぽいパッケージですが、メディアはCD-ROMです。

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▲背面の説明書きもエヴァ感が出てます。

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おまけ(?)として10数ページの「特典ブックレット」が付属しています。一部フォントワークスの公式サイトにあるマティスEBの解説と重複する内容もありますが、マティスフォントの魅力だったり、エヴァとマティスの出会いだったり、エヴァ風デザインのテクニックだったりが記されていて、なかなかの読み応え。ファンなら必見といったところです。

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ライセンス的には1台のPCにしかインストールできませんが、WindowsにもMacにも対応しています。メディアのアイコンやインストール画面もちょっと凝った感じ。

【Mac】
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▲Macでのメディアのアイコンとインストール画面。

【Windows】
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▲Windowsでのメディアのアイコンとインストール画面。

収録されているフォントは、テレビシリーズで使用された「EVA-マティス-クラシック」と新劇場版で使用された「EVA-マティス-スタンダード」の2種類。 クラッシックとスタンダードとで変化が出る文字と出ない文字があります。そのあたりの字形比較表もしっかりと収録されていました。

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※画像クリックで拡大画像が開きます。

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※画像クリックで拡大画像が開きます。

見る人が見ればすぐにわかる極太明朝体なので、何に使っても結構なインパクトがありそうですね。年賀状にちょうど良いタイミングなので、市川崑監督の黒地にL字配置の手法——もといエヴァのタイトルテロップ風のデザインで年賀状を作成してみたいと思います!

 

文/こばやしなおき(編集部)

関連サイト

フォントワークス公式サイト
『エヴァンゲリオン公式フォント マティスEB TrueType版』製品紹介ページ