m-flo ☆Taku Takahashiの「iPhone 7 Plus、買いました」

音楽界きってのガジェットマニアと称される☆Taku Takahashiが、アップルの話題をディープに語る連載。もはや言うまでもないかもしれませんが、『iPhone 7 Plus』、やっぱり買っていました。

 
表題の通り『iPhone 7 Plus』(☆1)を購入したのですが、今回はとにかくゲットできるまでの時間が長かった! ジェット・ブラックモデルが品薄だという話は有名でしたが、通常のブラックモデルも似たようなものでした(編集部注:『iPhone 7 Plusは販売開始から1カ月ほど慢性的に品薄)。

発表を受けてすぐにオンラインのアップルストアで予約したところ「10日後に入荷」と表示されたので、表参道のソフトバンクで予約し直したのですが、予約受付開始日の9分後に予約したのに、実際に手元に届いたのは9月27日。まさか2週間近く待たされることになるとは思いもしませんでした……。
 

☆1 iPhone 7 Plus

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9月13日に発売された“第9世代”モデル。デュアルカメラなどいくつかの大きな進化があるものの、基本的にはiPhone 6世代の延長線上という声も。「本命は次の“第10世代”モデル? 買い換えタイミングの見極めが難しくなりました」(☆Taku)

 
ただ、そのうえで実際に触ってみた満足度はかなり高い。特にデザインがとても気に入っています。従来モデルと比べてほとんど変わっていないと言う声も聞きますが、背面の分割ラインが消えただけで、印象が大きく変わりました。塊感がすごく良い。ブラックモデルのマットな質感や、背面ロゴの見えるか見えないかというダークグレーのプリントも良い感じです。

そして、機能面ではやっぱりカメラの進化が凄まじかった。購入前のインプレッションでも言いましたが、特に『iPhone 7 Plus』はデュアルカメラ仕様になるなど、この点が大きく進化しています。

なかでもとりわけ素晴らしいのが「ポートレートモード」(☆2)。2つのカメラで撮った写真をカメラ内で合成・加工することで、背景がきれいにぼけた写真にしてくれるというモードです。これまでもコンパクトカメラや写真アプリなどで似たような機能があり、それが期待外れだったので、実はあまり期待していなかったのですが、これが思ったより、ずっと良かった。まるで明るいレンズを装着した一眼レフのように撮れます。これだけでも、Plusのほうを買って良かったと思えるのでは?
 

☆2 ポートレートモード

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『iPhone 7 Plus』だけで利用できるカメラ新機能。10月下旬提供の新機能ではあったが、☆Takuはアップルにアプリ開発者として登録しているため、これを一足早く体験できた。「ほか、新モデルは暗所画質なども改善されています」(☆Taku)

 
カメラ以外の機能で面白いと思ったのは、今回からタッチ式に変更されたホームボタン(☆3)です。独自の振動モーターを活用することで、ボタン式からタッチ式に変わった違和感を上手に抑え込んでいます。個人的には全く問題なく移行できました。スクリーンショットを撮る(ホームボタンと電源ボタンの同時押し)時だけ、まだ慣れないのですが(笑)。
 

☆3 ホームボタン

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『MacBook』や『Magic Trackpad 2』で使われているバイブ制御機能「Taptic Engine」をiPhoneに初搭載。実際にはタッチ式だが(電源を切った状態で触ると違いがよくわかる)、まるでボタンを押し込んだような錯覚を感じられる。

 
そして、実はこの振動モーター、アラーム設定時にダイヤルを回した時などにも動作。UIにこれまでとはひと味違う、フィジカルな感覚を付け加えてくれました。今後、サードパーティのアプリなどでも活用されていくことに期待しています。

懸念されている“イヤホンジャックがなくなってしまった問題”については、出先に変換ケーブルを持って行き忘れてヘッドホンを使えなかった、なんてことも含めて、だいたい予想通りの展開に。早速Bluetoothイヤホン(☆4)を買って、ワイヤレス環境への移行を始めています。

☆3 Bluetoothイヤホン

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現在は米国で買ったもので急場を凌いでいる☆Takuだが、本命は10月末に発売予定の『Bose QuietControl 30 wireless headphones』。首にかけっぱなしにできるネックバンド式という使い勝手の良さと、ノイズキャンセル機能搭載が決め手。

 
音の遅延が若干あるため、音楽ゲームアプリには厳しい可能性がありますが、音楽聴取や映画を楽しむ時は遅延が補正されて流れるので全く問題はありません。そして、ケーブルがないってやっぱり便利。『MacBook Air』で光学ドライブを撤廃した時と同じように、アップルから「古いものを切り捨ててさっさと先に行きなさい」と言われているように感じました。そして、それはおそらく正しい判断なのでしょう。

今回の新iPhone、点数を付けるなら88点!

デザインやカメラ機能のほか、風呂場でも映画を観られる防水対応など、多くの点で大きな進化がありました。FeliCa対応については取材時点でまだ試せていないのでなんとも言えませんが、その使い勝手が良ければ90点以上あげてもいい。それくらい良くできた、完成度の高いスマートフォンです。

☆Taku Takahashi(m-flo,block.fm)/音楽家、DJ。1998年にVERBALとm-floを結成。個人では加藤ミリヤ、MINMIなどのプロデュースを務め、海外アーティストのリミックスも積極的に行なう。SMAPへの楽曲提供、小栗旬主演ドラマ『信長協奏曲』の劇伴を担当するなど、その活動は多岐に渡っている。トップDJたちが番組を持つ日本初のダンスミュージック専門インターネットラジオ「block.fm」を開局し、11月11日には渋谷・WOMBにて豪華DJ陣が結集したアニバーサリーイベントを開催した。

 
インタビュー・文/山下達也(ジアスワークス)

※『デジモノステーション』2016年12月号より抜粋

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