いますぐ買える“金田のバイク”!? 鉄雄も羨むホンダのナナハン『NM4』
ホンダ
NM4-02
価格:118万2600円
金田のバイクを彷彿とさせるシャープな形状のカウルにロー&ロングな車体。走行モードの切り替えや、先進の有段6速オートマ・DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)を搭載しており、バイクをカンタンかつ自由に操れる。パニアケースも備え、ちょっとした荷物なら収納できる「02」とパニアケースなしの「01」が存在し、今回乗ったのは「02」のほうだ。
スムーズな自動変速DCTを搭載
DCTはオートマのように自動で変速するだけでなく、手元のスイッチで任意の変速も可能(クラッチ操作は必要ない)。いわゆるスクーター的な変速とは異なり、ロスがなくダイレクトなフィーリングが魅力だ。
自動変速も2モードから選べる
オートマとマニュアルの切り替えのほか、自動変速もは日常走行向けのDモードと、スポーツ走行向けのSモードを選択可能。右手側のスイッチ1つで切り替えられる。
タンデムシートはバックレストに
タンデムシートは持ち上げることでバックレストに変化。ロングツーリングでも疲れないにくいほか、腰を使ってバイクを支持できるのでロー&ロングな車体も操りやすい。
近未来感を際立たせるフロントフェイス
ヘッドライトよりも左右のカウルが飛び出した迫力のあるデザイン。アニメやCGをそのまま実現させたようで目を引く。

足を前に投げ出してバイクに滑り込むような独特のポジションだが、一般的なステップではなくボード形状のフットレストでポジションは楽。バックレストを起こすと、リラックスできるのに加え、腰のホールド感が増すので、よりバイクと一体化できた気がした。バックレストは長いので、乗り降りで蹴らないようにご注意(増谷)
数々のロボットアニメを見て育ったので「パワーアップ」「モード変化」といった単語は大好物。走行中も切り替えられる走行モードは、フィーリングが明らかに変化し、車体が変形したんじゃないかと妄想を膨らませるほどだった。左手側のボタンで行う手動変速もダイレクトで気持ちいい(石川)
文/石川順一 撮影/松川忍
※『デジモノステーション』2016年12月号より抜粋