英語はロボットから学ぶ時代に! 英会話ロボ「Musio」を体感してきた

人工知能搭載のかわいいやつ

ああ、学生時代にこんな癒し系ロボットがいたら、英語の勉強ももっとちゃんとしたのに…。

AKAが一般販売を開始する「Musio(ミュージオ)」は、自然な会話を通じて英語を学ぶことができるコミュニケーションロボットです。かわいい表情や、ゆるいボディラインを見ていると、英語の先生というよりは子ども向けのおもちゃに思えるかもしれません。

しかし、そのかわいらしいボディのなかには、人工知能エンジンを始めとした最新鋭の技術が詰め込まれています。編集部では、都内にあるAKAのオフィスへ届いたばかりというMusioをいち早くチェック。AKAのエヴァンジェリスト、ヘンリックソン氏のナビゲートでMusioを体験してきました。

▲Musioを持つヘンリックソン氏。Musioを持った最初の印象は「ずっしりしている!」というものだった。これは、子どもが誤って投げて壊れないようにするためだという。
▲Musioを持つヘンリックソン氏。Musioを持った最初の印象は「ずっしりしている!」というものだった。これは、子どもが誤って投げて壊れないようにするためだという。

「眠ってるMusioにふれると、目を開けてスタンバイ状態を解除します。Musioにはふたつのモードがあって、ひとつ目は『チューターモード』と呼ばれる教材を使った英語学習です。もうひとつは『会話モード』で、声をかけてMusioと自由に会話するというものです」(ヘンリックソン氏)

Musioの友だち Sophyと楽しく学ぼう

最初のデモンストレーションはチューターモード。このモードでは、「Sophy(ソフィ)」という小型のデバイスをBluetoothでペアリングさせることからスタートします。

▲子どもの手にも大人の手にもフィットするSophy。このSophyが、すべての教材に印刷されているドット状のOID(Optical ID)を読み取る。
▲子どもの手にも大人の手にもフィットするSophy。このSophyが、すべての教材に印刷されているドット状のOID(Optical ID)を読み取る。

“OK. Let’s start!!”

Musioのかけ声でチューターモードが始まり、ここからは文字でも絵でも文章でもMusioが読み上げてくれます。最初に使ったのは「フラッシュカード」。通常のトランプよりもかなり大きく厚く、アルファベットとイラストが書かれたこのカードにSophyを押し当ててみます。

“B. Bear. Bears love honey.”

▲クマはハチミツが好きとMusioが!! ゆっくりとした発音と、澄んだボイスは子どもでも聞き取りやすそう。
▲クマはハチミツが好きとMusioが!! ゆっくりとした発音と、澄んだボイスは子どもでも聞き取りやすそう。

次に、『INTERESTING TOWN』と表紙に書かれた本を見せてもらいました。これは「ボードブック」というインタラクティブな絵本で、開いた本の文字や絵にSophyでタッチすると、それに対応した英語や効果音がMusioから流れるというもの。さっそくタッチしてみましょう。

“Hello!

Welcome to the Musio town.

Click anything in this town, and I will tell you the name.”

Musioが教えてくれたように”truck”、”school”と、ボードブックに書かれたさまざまな絵が読み上げられていきます。英語の勉強だけでなく、ゲーム要素もあるので子どもたちも夢中になりそう。このほかにも、英語の教科書のような本格的な教材もあり、Sophyを動かしながらMusioと問題を解いていくことが可能です。

 ▲現在は子供向け教材が中心だが、今後はTOEFL対策用など大人向けの英語教材もリリース予定。オフィスにMusioがいたら仕事が楽しくなりそうだ。

▲現在は子供向け教材が中心だが、今後はTOEFL対策用など大人向けの英語教材もリリース予定。オフィスにMusioがいたら仕事が楽しくなりそうだ。

何気ない会話で英語を学習していく会話モード

“Musio. Hello.”と話しかければ”Good morning.”と答え、”What’s your name?”と聞けば”My name is Musio.”と返してくれます。前後の文脈や過去の会話、話している相手を分析しながらMusioは話すので、同じ質問でも同じ回答とは限りません。スマートフォンの音声アシスタントとはまったく違う印象を受けました。

 ▲MusioはWifi経由でさまざまな情報を拾ってくる。たとえば「ドナルド・トランプってだれ?」と聞けば、ネットで集めた知識をMusioは話してくれるだろう。

▲MusioはWi-Fi経由でさまざまな情報を拾ってくる。たとえば「ドナルド・トランプってだれ?」と聞けば、ネットで集めた知識を話してくれるだろう。

Musioという“友だち”のいる日常が英語力を大きく育む

人間と同じように見て、聞いて、話しながら日々成長していくMusioは、英語の先生というよりは“かけがえのない友だち”かもしれません。喜怒哀楽を表現し、ユーザーの気持ちをシェアしながら話しかけてくれるMusioなら、勉強を意識させることなく“もっと話したい”という自主性、自発性を育ててくれそうです。大人は英語を話すのが照れくさくなりがちですが、子どものころからMusioと一緒の子どもたちは、いとも自然に英語の会話を楽しむことでしょう。ちなみにお値段は、本体のみの「Musio X モデル」が9万6000円。今なら5%OFFの9万1000円で購入できる事前予約を受付中で、11月末より順次発送される予定とのことです。

2016年11月25日(金)~27日(日)二子玉川 蔦屋家電で、12月9日(金)~11日(日)ららぽーと豊洲で、12月16日(金)~18日(日)新宿髙島屋でMusioの体験イベントが開催されます。Musioとおしゃべりできるチャンスなのでぜひ!

取材・文/森谷穂七

関連サイト

Musio公式サイト

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