工場でも「やっちゃえ日産」! 自動運転による完成車搬送システムを発表

さすが「やっちゃえ」な日産、自社工場でも、しっかり自動運転やっちゃってます。

日産自動車は、同社の追浜工場(神奈川県横須賀市)にて、完成車を無人牽引車で搬送する『Intelligent Vehicle Towing(インテリジェント ビークル トーイング)』なるシステムを導入したと発表しました。当然ながらこのシステムには日産の自動運転技術が用いられており、牽引車は「リーフ」をベースとした電気自動車なのだそう。公開された動画を見ると、ちゃんと自動運転車どうしが上手にすれちがったりしている様子がわかります。

この搬送システムを構成しているのは、基本的に牽引車と台車のみ。従来から工場内で稼働している無人搬送台車と異なり、ルートを示すための磁気テープやレールといったインフラの敷設が不要であることが大きなメリットです。これにより、施設内での動線が変更された場合でも、柔軟に対応できるようになるとされています。ちなみに現時点では完成車を専用埠頭まで搬送するルートで運用されていて、台車には最大で3台までの完成車を積載可能です。

nissanfactry02

nissanfactry03

インフラ不要での自動運転のため、牽引車には複数のカメラとレーザースキャナーが搭載され、ここで検知された工場内の白線や障害物などのデータと地図データの組み合わせで現在地やルートを把握しているようです。もちろん人間や他の車両を見つけた場合には、自動で停止や回避動作をしたり、管制センターから遠隔操作で停止させられるようになっています。

nissanfactry04

nissanfactry05

近年では自動運転技術そのものに驚くことは少なくなってきたものの、工場の敷地内とはいえ完全に無人のクルマが走り回っている様子は興味深いものがありますよね。日産自動車では追浜工場での技術検証を続けつつ、将来的な国内外の他工場への本システム導入も検討していくとのこと。私たちが働く環境にもやがてはどんどん自動運転やロボット技術が入ってくることになるのかもしれませんね。そしてやがては、一般道を走るクルマもみーんな自動運転になるのでしょうかね?

nissanfactry06

文/ワタナベダイスケ(編集部)

関連サイト

日産自動車ニュースルーム

関連記事

クルマを操る楽しみは、自動運転でもなくならない【よろしくデジテック】
日産「自動運転イス」復活! ビッグウェーブな行列もラクラクに【動画】
明日2/19から実物展示あり。日産の「自動で片付くオフィスチェア」!