日本にも出店希望! まさかのレジなしリアル店舗「Amazon Go」ってなんだ【解説】

レジを通らずにお店を出るなんて、むしろ心配になってしまいそうですが。

コンビニやスーパーで買い物する場合、買いたい物をレジまで運び、会計をして店を出るのが普通の流れですよね(ごく当たり前の話ではありますが…)。当然ながらレジの数には限りがあるので、混雑時の多くの場合には、人々は順番待ちのために並ぶことになります。なにをいまさら、と思うかもしれませんけれど、こうした「リアル店舗あるある」な問題を、オンラインショッピングで有名なアマゾンが改革しようとしているみたいなんです。それが「Amazon Go」という新形態のお店。

amazongo06

ひとことで言うと、「Amazon Go」はレジでのチェックアウトが必要ないリアル店舗。買い物客はスマホのアプリを起動し、ちょうどSuicaで駅の改札を通るときのようにゲートを通過して入店。欲しいものを手に取ったら、そのまま店の外にでることができるというわけです。これまでの感覚ではむしろ心配になってしまいますが、お会計の処理はテクノロジーによって自動的に行なわれるので安心してよさそうですよ。

amazongo02

この仕組みにおける会計処理では、実は自動運転車と同じようなテクノロジーが使われています。そこで活躍するのはコンピュータ映像と複合センサー、そしてディープラーニングです。こうしたテクノロジーが、棚から商品を取り出したり、不要な商品を棚に戻したり、といった動作を自動的に検知・認識し、仮想のショッピングカートを管理します。

amazongo07

amazongo04

そして買い物客が店舗を出るときに、仮想カートに入っている商品がアマゾンアカウントでの買い物として処理されるというわけ。

amazongo05

ちなみに「Amazon Go」の店舗では主に食品やドリンク類が取り扱われ、朝食、昼食、夕食向けの品揃えがしっかり用意されるとのこと。また、アマゾンからユーザーにお勧めしたいブランドの製品や、忙しい家庭でも30分で手早く食事が作れる「アマゾンミールキット」なる商品も提供されます。まだ日本には出店されていないものの、米国ではシアトルにアマゾンの従業員向け店舗がオープンしているということです。ちなみに2017年の早いうちには、一般ユーザーも利用できるようになる予定なんですって。

文/一条真人

関連サイト

Amazon Go

関連記事

今さら聞けない「海外Amazonの使い方」。アカウント・住所登録から注文までの基本をチェック!
Amazonお坊さん便で考える 「ネットと儀式は同居できるのか?」