車中泊デビュー前に必見! 今すぐ買える「住めるクルマ」カタログ
居住性レベル1 軽自動車
「しょせん軽でしょ」と侮るなかれ。最近の軽自動車は車中泊など軽くできてしまうほどのスペースを誇るモデルも珍しくない。維持費の安さも見逃せないポイントだ。
「ドデカクつかおう」が合言葉なだけに、シートアレンジ次第で横になれるのはもちろん、自転車2台を収納するなど、様々な使い方が可能。助手席を後ろに倒せば寝床に、前に倒せばテーブルとして使えるので、リビングにもなってしまう。(製品ページ)
軽ワゴンNo.1の室内空間を誇り、2列目シートを倒せばフルフラットな空間が出現。車中泊はもちろん、キャンプ道具も積める。(製品ページ)
ホンダ得意の「センタータンクレイアウト」で2.18mのゆとりある室内長を確保。リアシートは前にも後にも折り畳める構造だ。(製品ページ)
居住性レベル2 コンパクトカー
「住めるクルマ」としての進化が最も著しいのが、実はこのジャンル。今年発売の『フリードプラス』や『タンク/ルーミー』は本当に暮らせるレベルの広さを確保する。
クラス最大級の室内スペースを誇り、5人乗りの『フリードプラス』では後席を前方に倒して床をフラットにした「おやすみモード」にも対応する。(製品ページ)
これが本当にコンパクトカー!? とビックリするような室内空間を実現。リアシートはリクライニング角が深いだけでなく、前方にもスライドして寝られる快適性を確保する。(製品ページ)
「1LD CAR」というコンセプトの通り、自宅に1部屋増えたような空間を確保。リアシートをフラットにした状態で使える位置に、読書灯やドリンクホルダーも装備する。(タンク/ルーミー 製品ページ)
居住性レベル3 ミニバン
もはやミニバンクラスの室内が広いのは当たり前。2、3列目シートの畳み方が各社で異なるので、車中泊に利用したいのなら、その点に注意して選びたい。
7人乗りと8人乗りが選べるが、2列目がキャプテンシートの前者でもシート同士を寄せられる。2列目のチップアップも可能だ。(ノア/ヴォクシー 製品ページ)
1列目と2列目の間を移動させられる「スマートマルチセンターシート」で多彩なアレンジを実現。3列目のテーブルとして活用することも可能な設計だ。(製品ページ)
居住性レベル4 ワンボックスタイプ
「住める」のは当たり前、と言わんばかりの広さを誇るワンボックスタイプ。居住性を高めるカスタムパーツも豊富なので、自分好みの空間にアレンジして暮らしたい。
3m超の荷室長は4ナンバークラストップ。純正のベッドキットも用意され、このクラス初の自動ブレーキ付きが選べるのもポイントだ。(製品ページ)
ワゴンとバンが選べ、ボディ幅やルーフ高も選択可能。サードパーティ製のカスタムパーツも豊富で、キャンピングカーのベースにも。(バン/ワゴン 製品ページ)
文/増谷茂樹
※『デジモノステーション』2017年2月号より抜粋
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