どこでも10秒で仕事環境が作れる!ブロガー いしたにまさき氏が愛用する3つの“道具”

自分の仕事環境をどこでも10秒で作れるのがポイント


ブロガー/ライター
いしたにまさきさん

Webサービス・ネット・ガジェットを紹介する考古学的レビューブログ『みたいもん!』運営。内閣IT広報など各種アドバイザーも務め、カバン等のプロダクトデザインも手掛ける。

快適な仕事環境をいかに持ち出すことができるか

職業柄、色んな場所で仕事をすることが多いので、いかに自分にとって快適な作業環境を持ち出せるか? は非常に重要な課題です。『ひらくPCバッグ』を作ったのも、自分の作業環境を持ち歩けるようにすることが目的でした。最初のモデルを発売できたのは2011年のことですが、その頃に比べてPCやカメラなど持ち歩くものがどんどんダウンサイジングされているので、最近は『mini』のサイズで十分。もっぱらこちらを愛用しています。

SUPER CONSUMER
ひらくPCバッグ mini
実勢価格:1万9800円

自身でプロデュースしたバッグのミニサイズ版。13インチサイズのPCを収納し、開いた状態で直立させられるのがポイントで、各種ポケットに収納した物をひと目で把握でき、すぐに取り出せる構造だ。

 
このバッグの良いところは机のある場所に座れば10秒で自分の作業環境が整うこと。出先で30分だけ時間が空いて仕事をしようと思っても、作業を始めるのに5分もかかってしまっていたら、トータルでは結構な時間ロスになってしまいますから、そこの短縮は重要です。あと、このシリーズを使っていると忘れ物が少なくなるという声はよく聞きます。実際に私もそうでした。開いた状態で中身が確認できるので、ペンが1本入っていないとか、ACアダプターを入れ忘れていたりということが一目瞭然。何かをしまうというよりオフィスそのものを持ち歩いているようなものなので、自宅でもこのまま使っています。

バッグはテーブルの上に立てられるので、人の多い場所ではちょっとしたパーティションのように使用することもできる。

ここ数年はPC環境をWindowsにしています。単純に作業効率を考えるとそちらのほうが速いんですね。表示の美しさなどはアップルに分があると思いますが、それはiOSのほうが実感できる。最近はスマホのほうが触れている時間が長いくらいなので、そちらは使っている心地よさを優先して『iPhone 7Plus』を使い、PCは純粋な仕事道具として作業の効率を優先しています。マルチタスクで作業するにはウィンドウの切り替えなども速くて便利なんです。データ共有もマイクロソフトの「OneDrive」がほかのサービスと比べても圧倒的に速く感じます。

ただ、色んな機種を使ってみてもタッチパッドだけはどうしても満足できなかったのでマウスを使うようになりました。『Switfpoint GT』のマウスを使うようになって感じたのは、タッチパッドで作業していた自分は結構無理していたんだなということです。長時間作業した時に、頭はもちろん腕の疲れ方も結構違うんですね。


Swiftpoint GT
Swiftpoint GT Model 500
実勢価格:1万6800円

ノートPCの上に置いても使えるという極小サイズのマウス。人間工学に基づいたデザインで実質2本指での操作が可能。スクロール、スワイプ、フリックなどの操作が自然な指の動きで行なえる。

 

PCに挿すUSBのアダプターにマウス本体を装着して充電が可能。このまま持ち歩くこともできるので、ちょっとした移動の際に重宝する。

カバンのデザインなどをするようになってからは、ちょっとした物のサイズを測る機会が増えていたので、『InstruMMent 01』はクラウドファンディングで見付けてすぐに出資を決めました。

InstruMMent
InstruMMent 01
実勢価格:1万7280円

クラウドファウンディング「Indigogo」で見付けて即購入。ペンの後端に付いたローラーを転がすことで長さを測定し、そのデータをスマホアプリに記録できる。国内でも蔦屋家電とAmazonで購入可能になった。

 
手元に届いたのは最近のことなのですが、世の中にはちょっと測りたい物というか、サイズを記録しておくと便利なものがこんなにたくさんあったんだということを痛感しています。普段からよく手にしているようなものでも、サイズの数値を把握している物ってほとんどありませんよね? それを簡単に計測してデータ化しておけるというのは革新的なことだと思います。もうイケアに行く前にメジャーでサイズを測ってそれをメモするという煩わしい行為を繰り返す必要がなくなるわけですから。これを見せると、だいたいみんなそこら中にあるものを測り始めます(笑)。

後端にはLEDライトも装備されており、その光を目印に測定できる。数値は自動的にアプリに飛ばされ、その物の写真を登録しておくことも可能だ

それでいて、ペンとしての質感も十分高くて満足できる。価格も高級なペンだとこれくらいする物もあるというレベルなのでコストパフォーマンスは高いですね。近いうちにソフトウェアのアップデートで3Dの計測もできるようになるという噂なので、楽しみにしています。

道具というのは自分を拡張する物だと考えているので、やはり気持ち良く使えることが一番だと思います。使っていてどこかにストレスを感じるものだと、長く愛用するものにはなりにくいですね。そして時代とともに便利な使い方や人のニーズも変わってくるので、それに合わせて更新していくことが大切。数年前は、まさか自分がWindowsを使っているとは予想もできませんでしたから(笑)。

文/増谷茂樹 撮影/松川忍

※『デジモノステーション』2017年4月号より抜粋

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