次のスタンダードはプラグインか?それともシリーズ式か?乗り物の最新事情を調査!【話題の新定番アイテム】

今後、必須機能となっていくであろう新たな機能を解説しつつ、それらを搭載した”新定番”のおすすめモデルをデジモノステーション本誌連載陣がピックアップ。今回取り上げるのは人々の移動手段であるモビリティです。電気自動車や自動運転車を筆頭に、“次なる社会”に向けたモビリティ革新が進んでいる。今はまだ珍しい存在かも知れないが、数年後にはこれらが当然の存在になっているかも?

人々の“移動”を革新する新定番製品が続々登場

1997年に初代『プリウス』が発売されたとき、これだけ街にハイブリッド車があふれることになると予想できた人はどれほどいただろうか? 今となっては定番になったハイブリッド車だが、この初代『プリウス』のように新世代の定番となりそうな機能を提案している車がある。それが新型『プリウスPHV』だ。

大容量のバッテリーを搭載し、普段は電気自動車(EV)として使え、仮に充電が切れたとしても通常のハイブリッド車として走り続けられる安心感は通常のEVにはないもの。その意味で、一般に普及しやすく新たな定番となり得る。それ以外にも、タブレットのような大型ディスプレイや、ネットワークに接続しスマホで充電をコントロールできるなど多くの「新定番」となりそうな機能が多数盛り込まれている。

また、エンジンを発電専用として使い、そこで作られた電力で走る『ノートe-power』は発売直後から高い人気を得ている。この「シリーズ式」と呼ばれるハイブリッドシステムは、大型のバッテリーを必要としないため車体価格を抑えることが可能。こちらも普及しやすさを考慮し、2位に選んだ。そのほかにも3輪のバイクなど、新たな定番になりえる乗りモノを多数ピックアップしてご紹介しよう。

 

BEST 1

次代の定番となり得る機能を多数採用したモデル

トヨタ
プリウスPHV
実勢価格:326万1600円

【SPEC】最高出力/モーター:53kW(72PS)、燃料タンク容量:43l、ハイブリッド燃料消費率:37.2km/l

バッテリー容量を拡大し、外部からの充電を可能にしたプラグインハイブリッド車(PHV)の最新モデル。ルーフのソーラーパネルや、通信機能を搭載し、離れた場所から故障診断できるなど次代の定番となる機能が満載だ。

ココが新定番!

▲外部からの充電は急速充電と200Vだけでなく、100Vの家庭用電源からも可能に。自宅に200V電源がなくても充電できます。


▲タブレットのような11.6型の縦長ディスプレイを搭載。ナビだけでなくタイマー充電の設定やエアコン操作など、車体のコントロールも可能に。

 

BEST 2

電気自動車の走りを充電不要で実現!

日産
ノート e-POWER X
実勢価格:195万9120円

【SPEC】燃料タンク容量:41l、最高出力/モーター:80kW(109PS)、燃料消費率:34.0km/l

ガソリンエンジンを搭載しているが、それは発電用。エンジンにより発電した電力を使い、モーターで駆動させる「シリーズ式」のハイブリッド機構を採用したモデルだ。電気モーターによる力強い加速が充電いらずで体感できる。燃費もハイブリッド車らしく優れたもの。

ココが新定番!

▲エンジンを発電専用とし、効率の高い回転数で回し続けることで低燃費を実現。ガソリンで走るので充電はいりません。

 

BEST 3

2輪車のようにリーンさせる3輪構造を採用

ヤマハ
トリシティ 125
実勢価格:35万6400円

【SPEC】総排気量:124㎤、最高出力:8.1kW(11PS)、燃料タンク容量:6.6l、燃料消費率:35.8km/l

前2輪、後1輪という、2輪車でもクルマでもないユニークな3輪構造を採用。それでいて、曲がる時は2輪車のように車体を傾けるので、操る楽しみは2輪車に近い。125ccだけでなく高速を走れる155ccモデルも用意されている。

ココが新定番!

▲万が一にも滑ると怖い前輪を2輪とすることで安定性が向上。前2輪となった安心感は絶大で、不安なくコーナーリングできます。

 

BEST 4

画面を浮かせる構造で車種を問わず大画面を導入

パナソニック
ストラーダ CN-F1D
実勢価格:13万9000円

【SPEC】ディスプレイ:9V型、BD/DVD再生、Bluetooth

画面をナビ本体から出たステーでコンソールから浮かせた「フローティング構造」を採用。これにより、2DINスペースに9V型の大画面を導入可能とした。軽自動車からミニバンまで幅広い車種に対応し、BDビデオの再生にも対応する。

 

BEST 5

電動アシスト+折り畳み=最強の日常生活の足!?

パナソニック
オフタイム BE-ELW07
実勢価格:12万9380円

【SPEC】バッテリー容量:8.0Ah、補助走行距離:約43km(オートマチックモード)、タイヤサイズ:18/20インチ(前/後)

大手メーカー製の電動アシスト自転車としては唯一折り畳みに対応したモデル。フロントタイヤを18インチと小径化したことで、コンパクトに畳むことが可能で、オフィスの机の下などに入れておき、日常の足とするなど様々な使い方ができる。

文/増谷茂樹

※『デジモノステーション』2017年6月号より抜粋

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