煙も匂いも少ない!上から加熱の『グラファイトグリラー』はおうち焼き肉の強い味方

「コレってどうなの?」がわかる。気になるデジタルグッズの深掘りレビュー。今回は、アラジンのグリラー『グラファイトグリラー』を使い倒します!

アラジン
グラファイトグリラー
実勢価格:3万4560円


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【SPEC】カラー:アラジングリーン サイズ:H314×W550×D310mm 重量:約4.3kg 付属品:ヘルシーネット/クイックプレート/収納ケース/収納バッグ/トング 電源:AC100V 消費電力:1300W 出力は320W(保温時)~1300Wまで無段階で調節が可能 ヒーター:グラファイトグリラー(日本製) 収納時本体寸法:H430×W550×D242mm コードの長さ:2.3m

 

『グラファイトグリラー』ってどんな家庭用グリラー?

上から加熱して炭で焼いたように仕上げる家庭用グリラー

アラジン『グラファイトグリラー』は世界初の特許技術「遠赤グラファイト」を使用した家庭用グリラーだ。

従来のグリルとは異なり、熱源となるヒーターが上部に設置されており食材を上から加熱するため、炭で焼いたようなプロ仕様の料理を味わえ、食材の旨みが閉じ込められるのが特徴だ。

「遠赤グラファイト」は千石の特許技術で、高分子フィルムをグラファイト結晶化した素材。0.2秒の瞬間発熱と高温輻射ですばやく焼き上げることができるので、予熱の必要がなく短時間での調理ができる。アラジンといえばレトロデザインなトースターやストーブが有名だが、どちらにもこの技術が搭載されている。鉄の10倍以上の熱伝導率で遠赤外線効果が高い。

加熱前には受け皿となるトレイに必ず水を投入してから使用する。これにより、網目から滴り落ちる食材の油やカスは熱をもった本体へ直接触れず気化しないため、煙と油ハネが出づらい仕組み。カロリーも一般的なホットプレートと比較して約10%もカットしていて健康的だ。

【食卓を鮮やかに彩る高いデザイン性】

▲カラーはアラジン製品の特徴とも言える「アラジングリーン」。煙や匂い、油ハネが少ないのでランチョンマットや食器、他の料理もギリギリまで近づけられる。

【分かりやすく調節しやすいつまみ】

▲温度はつまみで「保温」か、右に回して「1」から「5」までの調節が可能。一定の温度まで上がると熱源のスイッチが切れるサーモスタット機能つき。

 

『グラファイトグリラー』の使いやすさをチェック

【加熱前にトレイに水を投入】

▲食材から出た油はすべて下に落ちるが、トレイの水で受け止められて気化しないため煙と油ハネが少ない。

【使用後のお手入れが楽ちん】
 
▲上部のヒーターガード、プレート、トレイは取り外して水洗いが可能。熱源を支える両側のアーム部分は布巾などで拭く。

【収納時には付属のケースでコンパクトに】

▲トング以外の付属品が綺麗に収納可能。両側のアーム部は取り外せないので高さは変えられないが縦横のサイズが大幅ダウン。キッチンから卓上への持ち運び時にも便利。

『グラファイトグリラー』の美味しさをチェック

【料理研究家が発案、絶品の肉巻きおにぎり】
 
▲発表会時に人気料理研究家・寺田真二郎氏が実演した肉巻きおにぎり。具材を混ぜたご飯を肉で巻き、串を刺したもので子供が喜びそう。ハケを使ってタレを塗っても焦げづらい。

【油がはねやすいサムギョプサルも楽々調理!】

▲驚くほど油がハネない。肉はすばやく焼き上げるため柔らかさが増して旨みが閉じ込められる。焼き野菜も絶品でプレート中央の火力が特に凄い。

【使用後のトレイへの油落ち具合に衝撃】
 
▲肉からでた余分な油と焼きすぎてしまった野菜がご覧のとおり。ヘルシーな上に、野菜を手軽にたくさん摂れるのも健康的で嬉しい。

 

使い倒しインプレッション

油ハネと煙の心配なし! 食卓を盛り上げてくれる調理家電

子供の頃、夕暮れどきに家族でよくホットプレートを使って鉄板焼きをした。父が嬉しそうに肉を頬ばる顔が鮮やかによみがえる。学生になってからは片思いの男子の家でタコ焼きパーティーをしたこともあった。ドキドキした。

このように調理家電は料理と一緒にかけがえのない思い出ももたらしてくれるアイテムだと思う。この『グラファイトグリラー』も、実際に使用してみて食卓に特別なひとときを提供してくれることを実感できたし、煙と油ハネが本当に少なくて感動した。

本体デザインがアーチのようになっている点が斬新だが、この熱源は航空・宇宙開発の場面でも欠かせない特許技術を用いた遠赤グラファイトで、つまみを回すとすぐにオレンジ色に輝き速熱性が凄かった。これにより予熱の必要がなくロスタイムもほぼない。通常のヒーターとは異なり、網側ではなく食材の表面からジリジリと焼き目がついていくのを目視できるのも新鮮だった。上から焼かれることによって食材からは余分な脂がどんどん落ちていくが、受け皿となるトレイには加熱前に水をたっぷりと投入しておくので、網目から滴り落ちた油や焼きすぎてしまった野菜が熱によって気化せず煙や匂いが出づらい仕組みになっている。この水分は食材を乾燥させすぎず保湿しながら焼き上げることにも役立っていて、使用後にトレイを洗うときにも油がこびりつくのを防いでいて便利だった。

ひととおりグラファイトグリラーを使い終わった後は衣類や部屋への匂いの沈着が最小限に抑えられていることも実感できた。これなら普段は店で食べるようなジューシーなメニューに挑戦するのも怖くないし、献立のレパートリーを増やしてくれることは間違いない。希望としては別売りでもいいので「平面のプレート」もだしてくれたらチャーハンが作れてありがたいと思った。
難点はやはりそのサイズ感。ケースでまとめられるとはいえ収納時には上部の熱源の分、高さを必要とする。また調理時間が長くなるとプレートの中央の火力が若干強くなる。ハイパワーだからこそ温度調節には慣れが必要だ。近年では匂いや煙をカットした調理家電が多く発売しているが、全体的にこれは頭ひとつ抜けているように感じた。

 

結論

【ここが○】
・プレートへいちいち油を塗る手間が省けるのが楽。油分もかなり落ちるのでヘルシー。
・肉類以外でも、サンマなどの魚介類もすばやく焼き上げ匂いを3分の1にカット。
・食材が焼き上げられる音や作動音などがほとんどなく静音性が高い。会話に集中ができる。

【ここが×】
・プレート外側が食材によっては焼けづらい時があるのと収納スペースを取ってしまう点。

特売品でも美味しく焼きあげる!
献立の幅を広げ食卓を彩るグリラー

家庭用グリルとしては安くはない価格設定だが、使用中の煙と油ハネが本当に少なく食材も柔らかくする。使用後、部屋や衣類への匂いうつりもほぼないので日常的に使い倒せそう。また美しいアラジングリーンのカラーがキッチンや食卓を華やかに彩るのも高ポイント。


▲加熱前にトレイへ水位線を越えるぐらいまで水を入れる必要がある。思ったよりもドバッと入れるイメージ。


▲キッチンから食卓までの間や、友人宅へ持ち運ぶ際には付属の大判のトートバッグが便利。可愛らしい。

 

文/奈津子 撮影/下城英悟(GREEN HOUSE)

※『デジモノステーション』2017年9月号より抜粋

関連サイト

『グラファイトグリラー』製品紹介ページ
アラジン公式サイト