2-in-1なんてもう古い!? 変形しまくりな「4-in-1パソコン」のコンセプトデザイン

合体変形マシンは無条件に好き。そんな男心に火をつけてくれるデザイン。

工業デザイナーのAndrea Mangone氏が発表した『UPSIDEDOWN』は、利用シーンに応じて合体・変形するPCのコンセプトデザイン。マイクロソフトの『Surface』に代表される「2-in-1」PCはタブレットとラップトップPCのハイブリッド機ですが、こちらはさらに描画向けの液晶ペンタブレットとデスクトップPCにも変身する、さしずめ「4-in-1」PCといったところでしょうか。

360度開閉可能なヒンジが自由なスタイルに寄与

このコンセプトのキモのひとつが、360度開閉可能なヒンジ部です。すでに市場に出回っている製品にもいくつか採用例があるように、ヒンジの可動範囲が大きいほどより柔軟な形態を取らせることができますよね。『UPSIDEDOWN』では180度以上の角度で「デスクトップ・モード」「ワコム・モード」に変形します。

余談になりますけれど「ワコム」ってペンタブレットの代名詞になっているんだなーと改めて実感。ちなみに、このコンセプトでは実際にワコム製のペンを採用する想定になっており、ペンはマグネットで本体に装着できるとのこと。

分離式キーボード&個性的なトラックパッド配置

もうひとつのキモとなるのが、分離式キーボード。デスクトップ・モード時に分離させて使うのはもちろん、先のワコム・モード時においても、キーボードショートカットの入力などに活用できます。一般的なラップトップではキーボードより手前に配置されるトラックパッドを、あえて画面寄りに位置させているのが個性的なポイント。キーボード分離状態でもトラックパッドは本体側に残るというわけですね。

「ラップトップ・モード」「タブレット・モード」に加えて「デスクトップ・モード」「ワコム・モード」に変形できるというアイデア、CGによるデザイン画のクオリティともに非常によくできたコンセプトデザインですが、それもそのはず、Andrea氏はASUS、レノボ、フィリップス、マイクロソフト、Oppo、3M、Haierなどの名だたるブランドの製品を手がけたこともあるデザイナーとのこと。

同氏のWebサイトにはデザインの意図がよくわかるスケッチなどが多数掲載されているので、興味のある方はぜひご一読を。

文/ワタナベダイスケ(編集部)

関連サイト

Andrea Mangone – Experience Design and Innovation