自室を映画館に変える!コスパ最高のフルHDプロジェクターは“選べる2モデル”へ。エプソンから

プロジェクター入門には最高の選択肢。

ホームシアター向けプロジェクターを幅広く展開するエプソンが2017年モデルを発表しました。新製品は、レンズシフト対応のフルHDプロジェクター『EH-TW5650』(実勢価格:14万円)と、同社のフルHDモデルでは最も低価格となる『EH-TW650』(実勢価格:10万8000円)の2機種。

EH-TW5650
EH-TW650

一般的に、大画面で鑑賞するプロジェクターはフルHD以上の解像度が求められますが、価格が20万円を超えてしまうことがしばしば。エプソンではこれを10万円台で楽しめる機種を出し続けており、2015年には『EH-TW5350』を発売し好評を博しています。今回は2年ぶりの後継機にあたる『TW5650』に加え、より低価格な『TW650』が追加されたことで入門機のすそ野が広がりました。新製品の発売日はいずれも2017年8月30日。

“縦レンズシフト”ができるリッチな入門機『TW5650』

より付加機能を充実させた新モデルが『EH-TW5650』。液晶(3LCD方式)のフルHDパネルを搭載し、明るさは2500ルーメン、コントラスト比は最大60000:1と従来機以上の階調表現が可能になりました。

本機の大きな特長がレンズシフト。本体上部のダイヤルを操作することで、投写する画面をそのままタテ方向に15%動かすことができます。

レンズシフトを実際に試してみた様子がこちら。どのぐらい画面を動かせるのかの目安にご確認ください。(YouTube:31秒

わずか数十センチ程度の移動ではありますが、このように単純に画面を動かせるのは(特にプロジェクターを始めて使う人には)かなり便利。もともと最上位クラスの製品のみの特権的な機能だったので、10万円台のプロジェクターに搭載されたのはなかなか画期的です。

映像入力はHDMIが2系統(うち1系統はMHL対応)のほか、PC接続用端子(ミニD-sub15pin)を搭載。無線LANとBluetoothも搭載しているので、PCやスマホからワイヤレスで映像を投写したり、音声をBluetoothスピーカーから出力したりすることもできます。なお本体にも10Wのスピーカーを内蔵しているので、外部機器なしで音を聴くことも可能。

画質に関しては、比較的明るい部屋でもきれいに映る明るさが特長。シアター専用ルームでなくても、平らな白い壁さえあれば大画面がすぐに楽しめます。大きめに写しても100インチぐらいまでなら解像度も十分。

付加機能のカットで、さらに低価格になった『TW650』

いっぽう、フルHD解像度を保ちつつ付加機能はそこそこというエントリーモデルが『EH-TW650』。スペックは、明るさ3100ルーメン、コントラスト比が最大15000:1となっています。

こちらのモデルにはレンズシフトがありませんが、タテ・ヨコ台形歪み補正には対応します。

映像入力にHDMIを2系統(1系統はMHL対応)、そしてPC接続用端子を備えるのは『TW5650』と同じですが、こちらはより入門向けという意味からかRCA(アナログ映像・音声)端子も搭載。古いAV機器やゲーム機でも接続できる点には注目です。2Wスピーカーを内蔵しているのも便利。

お手軽なスクリーンセットモデルも

なおエプソンのプロジェクターには投写用のスクリーンを同梱したモデルが多く、新製品でもこれを踏襲しています。同梱されるスクリーンは折りたたみ式で、広げると80インチに。自宅に広い壁がない場合も、このセットを買えばすぐに使えるというわけです。

 

こちらは三脚・フレームを組み立てて、筒に入っているスクリーンを広げて設置するというもの。片付けも簡単です。

スクリーンセットモデルは型番の末尾に「S」がつき、上位機は『EH-TW5650S』(実勢価格:14万7000円)、エントリー機は『EH-TW650S』(実勢価格:11万4500円)となります。セットにした場合の価格差も6000円前後と比較的リーズナブルなので、スクリーンを別途検討するのが面倒な人にはおすすめ。

前世代機『TW5350』を手に入れたいならお早めに

レンズシフトがついた『TW5650』は“手の届くぜいたく”さがあり、『TW650』はとりあえずフルHDプロジェクターを安く手に入れたい……という人にはうれしい。なかなか悩ましい2製品になりました。

プロジェクターデビューにはコスパ的にも『TW650』が注目ですが、価格がもう一声安くなるのを待ちたいところでもあります。もし今すぐに買いたいということであれば、前世代モデルの『TW5350』をチェックしてみるというのも手でしょう。型落ちにつき在庫限りになりますが、こちらはすでに10万円を切っているので依然コスパのいい一台です。

EH-TW5350

取材・文/柳 雄大

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