『Y2K』のメーカーがまたやった!ガスタービンエンジン搭載バイクの新モデル『MTT 420RR』登場

また後続車のバンパーが溶かされてしまう……。

2000年にアメリカのマリン・タービン・テクノロジーから登場した、ガスタービンエンジン搭載バイク『Y2K SUPERBIKE』は世界中に衝撃をもたらしました。しかし、同社の限界への挑戦はそれで終わりではなかったのです。このたびマリン・タービン・テクノロジーは、「Race Ready」を謳う新モデル『MTT 420RR』を公開し、パートナー経由でオーダーの受付を開始しました。もちろん今回もガスタービンエンジンを搭載し、420馬力で地上を駆け抜けるモンスターマシンですよ!

説明不要のバケモノエンジン

『MTT 420RR』に搭載されるのは、マリン・タービン・テクノロジーのバイクの象徴とも言えるロールスロイス製ガスタービンエンジンの「アリソン 250-C20」。こちらはディーゼル燃料(軽油)やジェット機などの燃料にも用いられるケロシンを利用し、5万2000回転で最大420馬力を発揮するそうです。ガソリンエンジンだとせいぜい1〜2万回転程度なのを考えると、もう想像も付きません……。ちなみにトランスミッションはオートマの2速仕様なんだそう。一体、どんな風に運転をするんだか……。

車体だって豪華仕様です

搭載されたエンジンに見合うよう、車体もゴージャス&特別な設計となっています。フェアリングには軽量なカーボンファイバーを採用し、チューブ形状のアルミフレーム内部にはミッションオイルとリザーブ用の燃料が入る構造。また『Y2K』と同じく車体にバックミラーは搭載されず、後方に搭載されたカメラの映像がハンドル前のLCDディスプレイに映される仕組みとなっています。

そんな『MTT 420RR』は現在、グローバル・ストラテジー・パートナーのエア・マーシャルが予約を受け付けています。カラーリングはレッドとシルバー、そしてブラック系が2種類の合計4色。価格や正確な納期は不明ですが、2017年内に一部顧客向けへ生産される予定だそう。なお、以前の『Y2K SUPERBIKE』が日本の道路運送車両法に適合していないそうなので、今回の『MTT 420RR』も日本の公道走行は難しいのかもしれません。とはいえバイク乗りなら生きている間に一度は乗ってみたい車両の1つですね。

文/塚本直樹

関連サイト

マリン・タービン・テクノロジー公式サイト(英語)
『MTT 420RR』製品情報ページ(英語)