BMW『R80RT』の面影は……ほぼなし!もはや芸術的なカスタムバイク『White Phantom』

あれ、『R80RT』ってもっとゴツいバイクでしたよね……?

ドイツ西部のゲルゼンキルヒェンを拠点とするカスタムバイクビルダーのKingston Customは、BMWの大型バイク『R80RT』をベースとした車両『White Phantom』を製作、公開しています。ベース車両の面影をほとんど残さず、それでいて芸術品のように統一感の取れたフォルムは必見と言えるかもしれません。

もともとはツアラーだったベース車両の『R80RT』

今回のカスタムのベースとなったBMW『R80RT』はもともと大型のフェアリングを備えた、いわゆる「ツアラー」に相当するバイク。しかし今回のカスタムではそのフォルムを大幅に変更し、車体に張り付くようなオリジナルのカウルを装着しています。若干パール系にも見えるホワイトの本体色は、何と言うか……ブリキのおもちゃのようです。

車体の上部に目を向けると、メーター類が縦一列で配置されているのがわかります。こんなメーターレイアウト、僕は見たことがありません。そして、メーター類の後ろには極薄のシートが。このシート、観賞用には良さそうですが、実際に乗るとお尻が痛そうですね……。

車体から飛び出すBMWの証

ここまでオリジナル車両から外観が変わっていると、「はたしてこれは本当にBMW『R80RT』だったのか……?」と心配になるところですが、車体中央にはBMWのシンボルとも言える特徴的な横長ボクサーエンジンがきちんと搭載されています。逆にこれがなかったら、ベース車両がBMWのものだと誰も思わないかもしれませんね。

そんな『White Phantom』は現在、イギリスのロンドンにあるバイクショップ「Bike Shed」に展示されているとのこと。もしイギリスへ行く機会があれば一目見てみたいものです。

文/塚本直樹

関連サイト

『White Phantom』情報ページ(英語)