スマートウォッチ『Galaxy Gear S3』を魔改造!電子マネー対応にしたけれど……?【吉田尚記:家電アナ観察記+】

ニッポン放送 吉田尚記の家電アナ観察記+(プラス)

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俺の財布に紐はねぇ! アナウンサーは腕時計が命

ニッポン放送アナウンサー・吉田尚記は、財布の紐を嫁ではなく家電に握られている男だ。そんな家電アナが年に一度のビッグセール“Amazonプライムデー”で財布を空にしないハズがなかった。

「今やメッセンジャーアプリは物事の進み方や伝達速度の点でメールを凌駕し、リアルタイムでのチェックは基本。腕にアラートが来るのは当たり前の時代だよね。ここ2年くらいスマートウォッチはソニーの『SmartBand Talk』を使ってきたけど、以前購入ギリギリまで考えていたサムスンの『Galaxy Gear S3』をプライムデーで見かけたら物欲に火が点いちゃって」と、物欲の業火で年中炎上している男は戦利品を見せびらかす。

今月のZOOM! 観察ガジェット

有機ELでバッテリー持ち抜群 堅牢性・防水性を持つ最新モデル

サムスン電子ジャパン
Galaxy Gear S3
実勢価格:4万3820円
サムスンのスマートウォッチ最新モデル。有機EL液晶による省電力性、防水防塵性能を備えている。市販の22mmバンドに交換することも可能。

「スマートウォッチのなかには腕を傾けないと画面が点灯しないものもあるけれど、例えばイベントの司会中など、露骨に腕を見るとその行動が意味を持ってしまう時がある。常にさりげなく時間を計っているアナウンサーにとって、『Galaxy Gear S3』の画面常時点灯はマスト機能なんだ」。バッテリーに関しても、「有機ELなので消費電力が少なく、結構ハードに使ってるけど2日は持つ」とのこと。

「ウォッチフェイスの種類も豊富で、ダウンロードによって盤面のデザインをガンガン増やせるんだ。また、心拍数が自動計測される点もグッド。歩数も意気揚々と万歩計を持って歩くのではなく、腕時計で勝手に記録してくれることに意味があるんだよね」と、ライフログ魔としても満足のいくデキのようだ。


▲ディスプレイのデザインも豊富に用意されており、タッチやベゼルを回して操作できる。AndroidだけでなくiOSにも対応している。

「加速度センサーによって、今している運動がウォーキングなのかジョギングなのかも判断してくれる。運動していると“その調子です!”だとか“素晴らしいトレーニングでした!”なんて表示されて、これが意外と頑張ろうという気になるんだよなぁ」。こんななんてことないデジタルヨイショも、家電の尻に敷かれる吉田には効果テキメン。本当にチョロい男である。


▲ウェアラブルメガネ『JINS MEME』で集中力も計測する、ライフログ大好きアナウンサー。

魔改造で電子マネー対応。ライフログ魔は計測魔へ

「バンド交換も簡単で、俺はソニーのスマートウォッチ『wena wrist』のバンド部分を付けてるんだ。『wena wrist』のバンドには電子マネー機能が搭載されているから、『Galaxy Gear S3』でも電子マネー決済ができるようになった! 『Galaxy Gear S3』をハッキングした、いわば〝ダブルスマートウォッチ〟の誕生だね。実際にコンビニで買い物できたので、この裏技は知っておくと便利」と家電アナは夢とロマンの魔改造を披露するが、「専用のクレードルで『Galaxy Gear S3』を充電しつつ、バンドは別個に充電する必要があるからちょっと煩わしい」と難点も挙げる。ていうかそれ、魔改造の代償だろ。


▲『Gear S3』のバンドとして『wena wrist』を装着した吉田式魔改造(魔合体?)を同時充電する図。「そんなにわずらわしくない!」と言い張っています。

Amazonプライムデーでは他にもゲットしたものがあるようで、家電アナは「ボタンを押すだけで商品が届く『Amazonダッシュボタン』も買ったんだ。でも不思議なことに、注文した覚えがないのに商品が届いたことがあってさ。おかしいなぁ、やだなぁ……妙~に変だなぁ……嫁も娘も外出中なのに、怖いなぁ」と声を落とす。まさに夏の怪現象。「そしたら気づいちゃったの。床に落ちてたダッシュボタンを、ロボット掃除機が踏んでたんだって……」。お前は何川淳二だよ。

さらに「USB給電するだけでその場の温度と二酸化炭素濃度が測れる『C02モニター』も買ってみた」と、家電アナは見慣れないガジェットを取り出す。「どこまで信憑性があるかわからないけれど、仕事の能率に関わっているのは温度と二酸化炭素濃度だと聞いて、自分の体を使って実験してみようと思ったんだ。ライフログもそうだけど、自分や身の回りのものが数値として可視化されるのは面白い。ほら、この部屋CO2濃度が1200ppm超えてる!」と部屋の換気を促す家電アナ。その姿はライフログ魔というより、単なる計測狂人である。プライムデーとはこうも人間を変えてしまう、恐ろしい1日なのだ……。


▲この『CO2モニター』を見て、「会社は濃度が高いから集中力が上がらない」と、いつも社内にいないことの言い訳にしているようです。

吉田 尚記(よしだひさのり):財布は空だが心は家電の所有欲で満たされているニッポン放送のガジェット好きアナウンサー。アイドルやアニメ、落語に精通しているほか、二酸化炭素濃度の測定士としても活動中。最近は「地下鉄内のCO2濃度測定にハマッてる」とのこと。頑張ってください。

文/アメリカ・アマゾン(@America_Amazon

『デジモノステーション』2017年10月号より抜粋