すんごいアクティブサスを搭載!オフロード車両『RZR XP Turbo EPS DYNAMIX Edition』
軽量タフネスこそオフロード車両の真髄。
荒れ地や未舗装路を駆け回るオフロード車両「ORV(Off-Road Vehicles)」で存在感を示すアメリカのポラリスから、2018年モデルとして『RZR XP Turbo EPS DYNAMIX Edition』が登場しました。ポラリスでは、足回りのセッティングがリアルタイムで変化するアクティブサスペンション採用車がいくつか用意されていますが、その中でも上位に位置づけられるこの車両。価格は2万5999ドル(約280万円)からの予定となっています。
至上のライディングを実現するサスペンション
オフロード車両のキモともいえる、サスペンション設定。通常はこれから走行する場所を想定してそのセッティングを変えますが、事前に設定したプリセットでは多くのシチュエーションに対応できません。
しかし『RZR XP Turbo EPS DYNAMIX Edition』が搭載するアクティブサスペンション・システムは、ドライバーからのハンドル入力やスピード、車両状態を秒間200回という超高速で分析。そして最適なサスペンションセッティングへと変更してくれます。例えば、コーナリングでは車両外側のサスペンションを固いセッティングに変更する、なんて離れ業をリアルタイムかつ自動で行ってしまうんですよ。
充実の基本スペック
次は走行性能に目を向けてみましょう。車両には168馬力を発揮する925ccの水冷エンジンを搭載。トランスミッションは常に最適なギア比が選択されるオートマ仕様となっています。車両の駆動方式はAWDと2WDの切り替えが可能です。
車両サイズは全長302.2×車幅162.6×車高187.3cm、感想重量は680kg。最低地上高は約34cmを確保しており、オフロード走行も楽々です。
走りを楽しくする装備
車体にはグローブを嵌めたままでも操作可能な7インチディスプレイを搭載。車体後部にはリアカメラが搭載されており、バックミラーとして利用できます。
ポラリスブランドのORVは、日本だとホワイトハウスオートモービルが取り扱っています。同社サイトにまだ『RZR XP Turbo EPS DYNAMIX Edition』は掲載されていませんが、今後車両が日本に導入されるかどうかを含めて、楽しみに待ちたいですね。
文/塚本直樹