実物大ミニカーに軍用車!? ゴリゴリ走れる仰天カーを集めてみた【おバカ乗りモノ大図鑑】

世界には、まだまだ面白い乗りモノがいっぱいある! ここでは2輪・4輪を問わず、思わず「やれやれだぜ」と呆れるほどクレイジーな乗りモノをデジモノステーション編集部が発掘! テイストを真似したくなるカスタム車から一点モノのコンプリートモデルまで、まるっとお見せしよう。

オンもオフも走れる驚愕の走破性を持ったクルマたち

男のコがみんな憧れる「どこでも走れる乗りモノ」を体現したようなクルマたち。名車や高級車に惜しげもなく履帯(キャタピラー、無限軌道、クローラーとも呼ばれる)を装着してみたり、水陸両用に改造されたカスタムカーから、果てはNASAの火星探査ローバーまで、「コイツとなら、どこへでも行けるぜ!」という気分にさせてくれる乗りモノを集めてみた。

気分は戦車!

TINGER
Track C500

幅50cmの履帯(キャタピラ)を装着し、どんな荒れた道でも走って行けそうなこのマシン。ロシアのTINGERが製造するれっきとした市販車だ。価格は公開されていないが、ドイツやスウェーデンなどにあるディーラーから問い合わせが可能(日本への輸入が可能かどうかは不明)。エンジンは812ccの3気筒と1100ccの4気筒から選択することができ、800kgまでの荷物を引っ張ることも可能だとか。ただ、最高時速は35kmに限られるようだ。


▲足回りにはストロークの長いサスペンションも装備し、走破性は折り紙付き。


▲写真のように川の中に入ってもOK。


▲こう見えてカラーバリエーションも豊富だ。

 

本物!? 実際に砂漠だって走れちゃう!
トヨタが作った実物大ミニカー

トヨタ
HiLux Tonka

車体横に大書された「Tonka」とは海外では有名な玩具メーカー。特にダンプカーやトラックのミニカーで知られるトンカとトヨタ・オーストラリアのコラボによって製作されたのがこのマシン。見事にトンカの世界観を実車で再現している。デザイナーがCADで3Dモデルを作り、ボディパーツも一から製作したという本気モードの1台。それだけに仕上がりもカッコイイ!


▲外見だけでなく砂漠を走破できる性能も有している。


▲ルーフにはキャリアを装備し、サーフボードが積まれている。ラリーカー風にタイヤやガソリンを積んでも似合いそう。


▲砂漠を砂場に見立てて巨大なバケツやスコップも用意。こういう遊びが真面目にやっちゃうのが素晴らしい。

 

まさに走る場所を選ばない! 日産が作った履帯装備のSUV

日産
Rogue Trail Warrior

北米市場で人気の高いSUV『ROGUE(ローグ)』に履帯を付けるとこうなる! しかも、このマシン、アメリカの日産が自社で作ってしまったというから驚く。幅15インチ、長さ48インチ、高さ30インチの履帯がどんな路面でも確実に捉え、圧倒的な走破性を発揮する。サスペンションにも手を入れられるものの、エンジンやトランスミッションなどは純正のままだというから、『ローグ』の基本性能の高さも感じられる。砂塵を巻き上げながら走る姿がしっくりくる1台だ!


▲履帯はAmerican Track Truck社製で足回りも改造される。


▲フロントにはウインチも装備。


▲砂漠だろうと、どんな道でも走破してしまいそうだ。

 

ついに!? 米軍の軍用車両『ハンヴィー』が中国市場で販売される!?

HUMVEE EXPORT
Humvee C-SERIES

米軍の軍用車両として利用されている『ハンヴィー Cシリーズ』が、なんと中国でも買えるように。車両価格は公開されていないが、すでにWebサイトもオープンし、上海モーターショーにも出展されるなど、メーカー側は本気だ。全長4.9m、幅2.2m、車高1.9m、車重3.5tの巨大な車体だが、非常に高いオフロード性能を持つこのクルマ。エンジンは6.2LのV8で430馬力の最高出力を誇る。


▲アプローチアングル60度というどこでも走れそうな走破性を誇る。


▲それでいて、車内は意外と快適そう。この二面性がこのクルマの魅力!?


▲オプションも豊富に用意される。

 

ちっちゃいけれど走破性は抜群!125ccのミニジープ

ZIA ATV
125cc Thunderbird Jeep

見た目はまるっきりジープ。しかし、サイズがだいぶ小さいのが、このクルマの注目ポイント。エンジンは125ccで、ギアは3速。そのスペックからも、このモデルがレジャー用に作られたということが伝わってくる。しかし、走破性はそこそこ高く、ディスクブレーキを装備しているので急坂を下るようなシーンでも不安はない。価格は公式サイトでは2799ドル(約31万円)とアナウンスされている。


▲リアにはちゃんとスペアタイヤやガソリンタンクも装備。


▲運転席を見ると、このクルマの小ささが想像できる?


▲カラーは陸軍、空軍、海兵隊の3タイプが揃う。

文/増谷茂樹

※『デジモノステーション』2017年10月号より抜粋