オンもオフも走れる!男のバイク・スクランブラー【おバカ乗りモノ大図鑑】

世界には、まだまだ面白い乗りモノがいっぱいある! ここでは2輪・4輪を問わず、思わず「やれやれだぜ」と呆れるほどクレイジーな乗りモノをデジモノステーション編集部が発掘! テイストを真似したくなるカスタム車から一点モノのコンプリートモデルまで、まるっとお見せしよう。

スクランブラースタイルのバイクたち

その昔、まだオフロード専用車が存在しなかった頃、普通のバイクに手を加え、荒れた道も走れるようにしたバイクは“スクランブラー”と呼ばれていた。時代を経て、オフ専用車も多岐に分かれている現在だが、カスタムの世界ではスクランブラースタイルが人気。日常をちょっと抜け出せそうなスクランブラーの世界観を感じるモデルをセレクトしてみた。

迷彩カラーが目を引くハーレーベースのスクランブラー

GASOLINE MOTOR
A-15

太くてゴツゴツしたオフロード向けのタイヤに迷彩色のカラーリング。それに大排気量の空冷Vツインエンジンという組み合わせで「ゴツい」印象を強烈に与えてくれるカスタム。伸ばされたリアサスとセミアップタイプのマフラーで、オフロードでの走破性も高めているが、何よりもこのインパクトの強さが印象に残る。ステンシルっぽいフォントを使った車名ロゴと、大径のリアスプロケットもそのインパクトをさらに高めてくれる。


▲シンプルな丸目にアップタイプのハンドルは正しくスクランブラーテイスト。


▲太いタイヤとフォークブーツがオフロードでの走破力を期待させる。


▲スッキリしたリアの仕上げもイイ感じ。

 

つや消しブラックがオトコ臭いBMW『R80 RT』カスタム

Angry Motors
T63

フレームとタンク、エンジン以外のパーツはほぼ全て交換されているというが、それでもこのマシンがBMWの『R80』だと分かるのは、ベースマシンの持つ個性の強さからだろう。ブレーキ以外のほとんどのパーツがつや消しでブラックアウトされているのも、男臭さを際立たせているポイントだ。


▲タンクとエンジンがベース車の個性を残す。


▲フラットハンドルがオフロードの走破性に寄与。


▲エンジンの張り出しが強烈。

 

ラジエーターの位置がスゴい。ハスクバーナーのスクランブラー

Moto-Mucci
Husqvarna TE570

現代のオフローダーをスクランブラーテイストにカスタムする際、課題となるのが水冷エンジンのラジエーターの処理だが、このマシンはライトの位置にマウントするというユニークな方法で対処。タンクは同ブランドの1973製モトクロッサー『CR360』のものを使用し、レトロ感を高めている。


▲ラジエーターが文字通りこのマシンの顔となっている。


▲ショートマフラーとシートのバランスも良好。


▲リアには面影が残る。

 

トライアンフの3機筒が迫力あるスクランブラーに

Classified Moto
FRANK

元々個性の強いトライアンフ『Speed Triple 1050』にゴツいタイヤを履かせることでさらに迫力が倍増している。特にバギー用のリアタイヤは強烈で、3気筒エンジンのトラクションが……というような疑問はどうでもよくなってしまう。このマシンは購入が可能だが、価格は4万ドル(約440万円)〜と、これまた強烈だ。


▲スイングアームとの干渉が気になってしまうリアタイヤ。


▲シート下からマフラーが覗く。


▲タイヤ以外はどうでもよくなるようなリアビュー。

文/増谷茂樹

※『デジモノステーション』2017年10月号より抜粋