見ろ、これが未来だ!SFチックな新感覚バイク【おバカ乗りモノ大図鑑】

世界には、まだまだ面白い乗りモノがいっぱいある! ここでは2輪・4輪を問わず、思わず「やれやれだぜ」と呆れるほどクレイジーな乗りモノをデジモノステーション編集部が発掘! テイストを真似したくなるカスタム車から一点モノのコンプリートモデルまで、まるっとお見せしよう。

電動&近未来マシン

バイクの世界にも確実に押し寄せている電動化の波。電動バイクはガソリンタンクが必要なくなるため、デザインの大きな革新が必要で、その意味ではデザイナーの腕の見せ所だと言える。現在、多くのメーカーやビルダーが電動バイクを手がけているが、この部分での答えはまだ出ていないのが現状。こうした部分に革新をもたらしそうなマシン、それにマンガの中から飛び出したような空飛ぶバイクのコンセプトモデルを紹介しよう。

シートはなんと木製!
新感覚のエレクトリックマシン

ESSENCE MOTOCYCLES
E-RAW

木製のパーツを使う手法は、カスタムバイクの世界でも例はあるが、ここまで大胆な使い方ができるのは電動バイクならでは。ガソリンタンクがなくなった位置に、ロッキングチェアのような構造のシートを装着。他に類を見ない構造で、座り心地はどうなのか? と想像力を掻き立てる。モーターや足回りの近未来感と木製シートのギャップも強烈だ。モーターの出力は109馬力で最高時速は155kmと、これだけ見ると控えめだが、電気ならではの強力なダッシュで0-100km/hは3.5秒を記録する。ライダーが落っこちないか、ちょっと心配だ。


▲モーターと10.1KWhのバッテリーはシート下の部分に搭載。


▲トラス構造のフレームとデザインを合わせたスイングアーム。


▲正面から見ると、普通のバイクに見える!?

 

テーラーメードでデザインを選べるイタリアの電動バイク

ITALIAN VOLT
ITALIAN VOLT

ガソリンタンクがなくなることで、デザインの自由度が高まることを利用し「テーラーメード」の電動バイクを提供するというのが『ITALIAN VOLT』のコンセプト。どんなデザインが可能なのかは不明だが、上部の外観を丸ごと変更することが可能だ。モーターの最大トルクは208Nmで最高時速は180km。


▲フェイスのデザインも近未来的。


▲タンクだったところの上部から充電する。


▲ロゴデザインもカッコイイ。

 

レゴから生まれたBMW『R1200 GS Asventure』ベースの空飛ぶバイク

BMW
Hover Ride

未来予想図などが描かれるとき、必ず登場する空飛ぶバイク。そんなコンセプトバイクを自社で作ったBMWだが、ユニークなのはそれだけじゃない。この『Hover Ride』を作る際、まずはレゴブロックの『R1200 GS Adventure』のキットを改造してイメージを高め、それを実際の製品作りに活かしたのだ。未来のバイク作りのスタンダードになるか?


▲まずはレゴを空飛ぶバイクに改造。


▲そのイメージでコンセプトモデルを作った。


▲そう言われると、確かにレゴっぽい!?

 

「サムライの心を持った」シンプルデザインのコンセプトマシン

Artem Smirnov×Vladimir Panchenko
Motorbike from Great Japan

HDDにホイールを付けたかのようなシンプルなデザインのコンセプトバイク。動力などは明らかにされていないが、排気管がないことから電気であることが想像できる。車名からわかるように、日本の思想にインスピレーションを受けて作られたとされ、必要最低限のパーツで作られた車体が、日本人の目には逆に新鮮に写る。


▲刀の鞘のように見えるフロントフォーク。


▲リアシートも必要最低限のデザイン。


▲オプションとしてサイドカーも用意する。

文/増谷茂樹

※『デジモノステーション』2017年10月号より抜粋