実用化なるか!? ソーラーパネルで覆われた「オール電化キャンピングカー」

電気自動車が実用段階に差し掛かった今、こんな電動キャンピングカーがあってもいいんじゃない?

外からはスマートにも見えるキャンピングカーも、実は内部に発電機やガスボンベを搭載しているなど意外と複雑で重装備。そんなキャンパー業界に一石を投じるべく、南ドイツに本社を構えるDethleffsは車体全体をソーラーパネルで覆った電動キャンピングカーを製作し、公式サイトにて公開しました。

ドイツのデュッセルドルフで開催された自動車イベント「Caravan Salon」にて展示されたこの車両は、駆動系から内部設備までのあらゆる機構が電気化されているのが特徴。もちろんその電力は、車体に設置されたソーラーパネルからも供給されます。具体的な航続距離やトップスピード、バッテリーシステムなどの情報は明かされていませんが、太陽光発電をしながらアウトドアのレジャーを楽しむなんて、なんとも贅沢かつエコっぽいですね。

かなり快適そうな居住空間

他に類を見ないオール電化キャンピングカーではありますが、車内設備は快適そのもの。居住区画の中央にはソファーやテーブルが備え付けられ、大型テレビも完備。キッチンではIHと思われる3口コンロを使った料理だって楽しめますし、無線充電によるスマホの充電スペースまで用意されています。運転席の上部に張り出したロフト部は、ベッドルームになっているようですね。

細かく設定できる空調設備

車内には空調システムも搭載され、温度をきめ細かに管理できます。

この電動キャンピングカーが将来的な一般販売を目指しているのかどうかは不明ですが、Dethleffsのウェブページでは最新情報を受け取るための連絡先登録ができるようになっています。これだけソーラーパネルを備えているとかなりの車重となりそうなこのキャンピングカー。どの程度ソーラー発電の電力で駆動できるのか、など気になるポイントはたくさんありますが、新たなアウトドア体験を予感させる試みにはワクワクさせられますね。

文/塚本直樹

関連サイト

Dethleffsによる情報ページ(ドイツ語)