360度4K記録対応の最上位機『RICOH THETA V』、5万円台前半で2017年9月中旬に発売!

360度カメラの代名詞的存在に、新たな最上位モデル誕生です。

ワンショットで全天球イメージを撮影できるカメラ「RICOH THETA」シリーズのラインアップに、4K解像度の360度動画撮影に対応した新モデル『RICOH THETA V』が加わりました。これは同シリーズの最上位機種という位置付けで、2017年9月下旬に発売されることとなります。

音声録音、データ転送といった基本性能も強化

4Kサイズに相当する3840×1920ドット/毎秒30フレーム(30fps)の360度動画撮影が可能となったのが大きな進化ではありますが、カメラ本体に4chマイクが内蔵され臨場感のある360度全方位の音声記録ができるようになった点にも注目。この全方位録音と360度映像がリンクすることで、撮影環境そのままの音と映像が再現可能とされています。同時発売の別売アクセサリー『3DマイクロフォンTA-1』を接続して、さらに情報量の多い自然な音をレコーディングすることも。


▲『3DマイクロフォンTA-1』を装着した様子。TA-1の底部にも三脚用ネジ穴が。

スマホとの接続はBluetoothとWi-Fiのデュアル通信対応。常時接続可能なBluetoothのみを接続した状態でスマホからの撮影を行ったり、ライブビュー表示や画像転送時にはWi-Fiを使ったりと、撮影シーンに応じて使い分けられます。なお4K対応により画像データの容量が大きくなったものの、無線通信モジュールの改良およびデータ処理の高速化によって快適にデータ転送ができるとのこと。さらに4K全天球映像をライブストリーミングとしてリアルタイムにインターネットへと配信可能です。

ソフトのアップデートや水中撮影用オプションでさらにパワーアップ

外観上は従来モデルのTHETAと大きく変化したところはありませんが、ハード・ソフト両面で最上位機種にふさわしいスペックを獲得した『RICOH THETA V』。発売後にもソフトウェア・アップデートならびにプラグインでの機能追加が行われる予定です。主なアップデート予定には360度動画の剛性処理をカメラ側で行うことによる転送速度の高速化、カメラ本体を無線LANクライアント化するモードの実装、そして外部メモリー記録機能プラグインなどが挙げられていますよ。

2017年10月中旬には水深30メートルまでの防水性能を備えた『水中ハウジングケースTW-1』も発売され、ますます活用の幅が広がりそうです。ちなみにこちらの防水ケースは既発の『THETA SC』『THETA S』にも対応。

充実スペックで価格帯は5万円台前半

内蔵メモリは従来モデル(8GB)の2倍以上に増強された19GBの大容量。JPEGの静止画なら約4800枚、動画の場合はH.264フォーマットの4K画質で約40分、2Kであれば約130分まで記録可能です。最大1/25000秒の高速なシャッタースピードやISO3200までの高感度に対応するなど、従来モデルと比較してスペック面が大幅に強化されながらも、販売価格は5万円台前半になる予定。『THETA S』が実売4万円代前半であることを考えるとなかなか魅力的な価格設定と言えそう。後発のライバルが次々と登場する360度カメラ市場での立ち回りに注目したいところです。

文/ワタナベダイスケ(編集部) 撮影/編集部

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