アウトドア遊びの相棒に最適かも。日産の商用バン『NV350キャラバン』でMTBライドを楽しんできました

ワンボックス車は大きくて運転しにくいって思ってませんか?

実は日産の『NV350キャラバン』は、同社のミニバン『セレナ』とほぼ同サイズ(NV350:全長4695×全幅1695mm ※標準幅、ロングボディの場合。セレナ:全長4690×全幅1695mm)。『セレナ ハイウェイスター』は全長4770×全幅1740mmなので、むしろ『NV350キャラバン』のほうが小さいくらいなんです。

それでいて、商用車として開発された車なので、ラゲッジスペースの広さはミニバンと比べ物になりません。そこにキャンプ道具や自転車など、趣味の道具を満載して出掛けたら……と想像を膨らませると、急に魅力的な選択肢に思えてきませんか?



▲こんな感じで自転車(ホイールの大きい29インチMTB)もタイヤを外さずに積み込めてしまいます。しかも、2列目のシートを折りたたまずに。

日産
NV350キャラバン(プレミアムGX)
価格:290万9250円

アクティビティを楽しむには最適!

そんなわけで『NV350キャラバン』の積載力を体感してきましたよ。今回は、MTBを積み込んで山の上まで舗装路を使って搬送し、下りの“おいしいところ”だけをMTBで走るという贅沢な楽しみ方をしてきちゃいました。


▲『NV350キャラバン』が本気になれば、こんな感じで5台のMTBを積んだうえ、5人が乗車することも可能なのです。しかも、リアシートでも狭さを感じることはほぼなし!

さて、山を登って、車からMTBを降ろしたら、山の中を下って行きます。素敵なコースです。車を使って山の上まで搬送してもらえたので、自力で登ることなく下りだけを楽しめます。


▲ヤバイ。超楽しい……。下りだけを満喫できるって最高です。

普通のミニバンでも自転車を2〜3台積むことはできますが、4〜5台積んで、しかも大人5人が乗れる車となるとほかにはなかなかありません。仲間内で誰か1台こういう車を持っていると、遊びの幅は一気に広がりますね。もちろん自転車だけでなく、キャンプやアウトドア系の趣味ならたいてい対応できそうです。

もう1つ、『NV350キャラバン』が魅力的なのは、荷室をベッドにできるモデルが純正で用意されていること。「トランスポーター」というそのものズバリな名前の特装車を選べば、純正オプションでベッドキットを装着できます。


▲こんな感じでベッドに寝るように横になれます。これがあればキャンプや車中泊など夢が広がります。

運転は難しくないの?

商用車ベースのワンボックスは運転が不安……という人もいるかと思いますので、その辺りもインプレしてみましょう。

まず、通常のミニバンと大きく違うのはドライバーの着座位置です。フロントタイヤの真上に座るかたちになるので、着座位置がかなり高い。

そのため、運転席と助手席への乗り降りは普通のミニバンに比べるとちょっと大変です。

また、交差点などでハンドルを切るタイミングも違ってきます。ミニバンと比べると少し遅いタイミング、交差点に運転者が入ってからハンドルを切るようなイメージです。

それと、タイヤの真上に乗っているため、段差や路面の継ぎ目を越えた時の突き上げ感もミニバンに比べると大きく感じます。この辺は慣れが必要かもしれませんね。

あと、不安を覚えるとしたら車庫入れなどでしょうか。車体が真四角に近いので幅の把握はしやすく、見切りも良いのですが、タイヤの上に座っているため、挙動はミニバンや乗用車とは異なります。ただ、そんな時にも強い味方が。『NV350キャラバン』はオプションで「アラウンドビューモニター」を装着することができるのです。これは4ナンバーの商用車としては日本初採用なんだとか。

バックカメラに加えて、真上から車体を見下ろすようなアングルの映像で周囲を確認できるので、ワンボックスの運転に慣れてない人には心強い装備です。


▲こんなふうにミラーに映像を表示することもできます。

このほかにも『NV350キャラバン』には、日産得意の自動ブレーキ「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」が標準採用されています。商用車ではありますが安心感は高い! 4ナンバーとなるため、車検が毎年になる手間はありますが、税金などは安いので維持費はむしろお得なくらい。ミニバンと同等のサイズで、これだけのユーティリティスペースを得られるのであれば、趣味の相棒として選択肢に入ってくる人も多いのではないでしょうか? かくいう筆者も、次の車として真剣に欲しくなってしまいました。

取材・文/増谷茂樹

関連サイト

『NV350キャラバン』製品サイト